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コユニに挑戦したい人必見!|コユニ(小指2本入れ)のメリットとおすすめのグローブ4選

コユニに挑戦したい人必見!|コユニ(小指2本入れ)のメリットとおすすめのグローブ4選

こんなお悩みを解決できます!

  • 小指2本入れにするメリットを教えて。
  • 有名なプロ野球選手も小指2本入れにしてるって本当?
  • コユニ対応のおすすめグローブが知りたい!

現在では、チームに1人はコユニ(小指2本入れ)で内野を守っている選手が居るほど、コユニが普及しましたね。

ところで、皆さんはコユニのメリット・デメリットを、ちゃんと理解できていますか?

コユニの特性を理解せずに使用すると、かえって守備能力を落とすリスクもあります。

そこで当記事では、コユニ(小指2本入れ)の特性とおすすめのグローブについて詳しく解説していきます!

コユニには相性が良いグローブと悪いグローブが存在します。

既にコユニへ移行している選手も、これからコユニに挑戦する選手もぜひ参考にされてみてください!

コユニ(小指2本入れ)を採用したグローブで、ゴールデングラブ賞を受賞しているプロ野球選手も増えてきました。
憧れの選手を真似てコユニに挑戦したくなる選手も多いと思います。
コユニに挑戦するときはフォームやグローブの型が崩れないように注意しましょう!

コユニとは?

コユニは「小指2本入れ」の略

コユニとは「小指2本入れ」の略称です。(通常のスタイルを5本入れと呼びます)

その名の通りグローブの小指部分に、小指と薬指の2本を入れて使うことを指します。

日本の野球界では、外野の選手はグローブの小指に2本入れることはごく普通にありましたが、内野では珍しいスタイルでした。

昨今では、小指2本入れで使用することを想定したコユニ対応グローブも発売されており、

見た目は5本入れのグローブと似ていますが、小指を2本入れた状態で使いやすいようこだわりが詰め込まれています

メジャーリーグでは定番

コユニの内野手用グローブは、メジャーリーグでは昔から定番です。

理由は、「打球の速さ」

近年、道具の進化やトレーニングの向上によって、打球速度はどんどん速くなっています。

皆さんご存知の大谷翔平選手の打球速度を調べると、平均で150km/hを超えているんです!

投手の豪速球と変わらない速さの打球が飛んでくるので、MLBではしっかりと捕球できるコユニ仕様が好まれているようですね。

コユニのメリット

メリット

グローブをコユニ(小指2本入れ)で使用するメリットは、大きく分けて次の3つです。

  1. 深いポケットを作れる
  2. 逆シングルが捕りやすい
  3. 軽い力でグローブを開閉できる

深いポケットを作れる

グローブをコユニで装着した場合、グローブの人差し指を押し出すことができなくなるため、必然的にタテ型になります

それによって、ポケットはウェブ下に深く型付けすることができます。

近年では、内野手用グローブでもしっかりと捕球できる型が流行しているため、コユニとの相性が良いです。

軽い力でグローブを開閉できる

グローブの小指に、指を2本入れることで開閉動作に力を入れやすくなります

軽い力でもグローブをガッチリと閉じることができるので、シングルでの捕球も安心してできます。

握力が弱い方や少年野球の選手は、積極的にコユニに挑戦してみるのが良いでしょう。

逆シングルが捕りやすい

コユニは逆シングルでの捕球時にも効果を発揮します。

逆シングルで補給する場合は、腕を内側に捻ることでグローブの捕球面をボールに向けます。

この時に、コユニだと指の位置が小指側に1つずつズレているため、5本入れ時より強く捻らずに捕球面をボールに向けることができます

また、ポケットの深さや軽い力で開閉できることも相まって、より確実な逆シングル捕球に繋がります。

コユニのデメリット

デメリット

グローブをコユニ(小指2本入れ)で使用した場合のデメリットは、大きく分けて次の2つです。

  1. グローブを装着した時の角度が変わる
  2. コユニに向いていないグローブを選ぶと逆効果

グローブを装着した時の角度が変わる

グローブをコユニ(小指2本入れ)で使用した場合、グローブの角度が親指側に傾きます

人差し指・中指・薬指が1つずつ小指側にズレるため、必ず起きるデメリットです。

使用するグローブによっては、腕とグローブが「くの字」になってしまい、かえって捕球が難しくなるリスクもあります。

なお、コユニ対応グローブは、装着時に角度があまり着かないよう工夫されています。

手持ちのグローブでコユニを試される場合は、グローブを装着した時の角度に気をつけましょう。

コユニに向いていないグローブを選ぶと逆効果

通常の5本入れ使用のグローブは、コユニで使用することを想定されていません。

そのため、コユニと相性が悪いグローブも存在します

コユニと相性の悪いグローブの特徴は以下の通り。

コユニに向いてないグローブのポイント

  • 土手が広いグローブ
    • コユニで装着すると小指・薬指の屈曲する位置が手前になるため、土手が広いとグローブを閉じるために無駄な力が必要になる。
  • 5本入れで装着した状態で、親指側に傾いているグローブ
    • ウェブ下のポケットで捕りやすいように設計されてグローブは、若干親指側に傾いています。(坂本モデルなど)
    • コユニで装着すると更に親指側へ傾いてしまうため、かえって捕球がしづらくなります。

以上のことから、基本的にはコユニ専用やコユニ推奨のグローブを使うことがおすすめです。

もし、お手持ちのグローブでコユニを試そうと考えている方は、無理な開閉による型崩れにも注意しましょう。

コユニ仕様を明言しているプロ野球選手

プロ野球選手を紹介

2025年4月時点でコユニ仕様のグローブを使っている守備の名手を紹介します!

源田壮亮選手(埼玉西武ライオンズ)

現日本プロ野球界で最も守備が上手な内野手として名が上がる源田壮亮選手もグローブをコユニで使っています。

源田選手はチームを支える中心選手の一人で、卓越した守備範囲と安定感で高く評価されており、2018年から2024年まで7年連続でゴールデングラブ賞を受賞しています。

そんな源田選手の使用グローブは、ZETTの236型(L6型)です。

​2020年シーズンからグローブを小指2本入れで使用されており、より安定した守備に磨きがかかっています。

出典:埼玉西武ライオンズ

今宮健太選手(福岡ソフトバンクホークス)

上記で紹介した源田選手に並び、ショートの名手と呼ばれる今宮健太選手もグローブをコユニで使っています。

今宮選手はプロ16年目を迎えるベテラン遊撃手で、アクロバティックなプレーでプロ野球ファンを魅了しています。

そんな今宮選手の使用グローブは、ZETTの296型(H6型)です。

2022年シーズンからグローブを小指2本入れで使用されておりますが、まだまだ握りかえの速さを試行錯誤されているようです。

出典:福岡ソフトバンクホークス

佑磨選手(オリックス・バファローズ)

身体能力の高さでオリックスの3連覇に貢献した宗佑磨選手もグローブをコユニで使っています。

宗選手は三塁手としての守備範囲が広く、強肩を活かした送球も魅力。

オリックスが3連覇を果たした2021年からの3年間は、全てでゴールデングラブ賞を受賞しています。

そんな宗投手の使用グローブは、ローリングスのGH3PRNP6(NP6型)です。

​2021年シーズンからグローブを小指2本入れで使用されており、ゴールデングラブ賞を受賞する1つのポイントになったのではないでしょうか。

出典:オリックス・バファローズ

コユニ対応のおすすめグローブ

おすすめ

ここからはコユニで使用するのにぴったりなおすすめのグローブを紹介します。

あらゆる観点からコユニと相性の良いグローブを厳選しましたので、ぜひ参考にしてみてください。

ウィルソン 86型

コユニと言えば、ウィルソンの86型でしょう!

そもそも「コユニ」という名称を使い始めたのは、ウィルソンが最初なんです。

そんなウィルソンから販売されている86型は、MLBで大人気のモデルでコユニ専用のグローブです。

ウィルソン 86型

特徴は、指の丸みと背面のデュアルテクノロジーです。

これらによって、ポケットはグローブの真ん中に作りつつも、指先での捕球にも強くなるメリットがあります。

サイズは11.5インチ(=29.21cm)で、内野手用としては標準的なサイズです。

ただし、86型の特徴でもある指の丸みによって、サイズの割にはやや小型なグローブに感じるでしょう。

なお、86型が小さく感じる方は約5mmアップの87型(11.75インチ)もおすすめです。

ローリングス FS Styleシリーズ

こちらもMLBで定番のメーカー「ローリングス」から販売されている、FS Style(フィンガーシフトスタイル)シリーズもおすすめです。

FS Styleシリーズは、ローリングスが販売するコユニ専用グローブで、3つの内野手用モデルがあります。

ローリングス NP6FS

特徴は、自然な装着感でコユニができることです!

理由は、小指掛けの場所。

小指掛けの位置が通常より外側についており、小指2本入れにした状態でも小指だけに掛け紐を沿わせることができます。

この仕様は珍しく、小指2本入れ推奨謳っているグローブでも、小指と薬指をまとめて掛け紐に通すものが多いです。

グローブの中で小指と薬指を独立させられることで、今まで5本入れのグローブを使っていた選手も、違和感なくコユニに移行することができます。

サイズは11.5インチ(=29.21cm)と、12インチ(=30.48cm)があります。

これからコユニに挑戦される方には特におすすめのグローブです!

ZETT 236型(L6型) 源田モデル

日本のメーカーでは、ZETTの源田モデル(236型)がおすすめです。

源田選手のモデルは複数ありますが、最新の236型のみコユニ対応なので注意

ZETT 236型

特徴は、薬指側も広く使って捕球ができることです。

オーソドックスなコユニ仕様のグローブは、土手が狭くグローブを縦に使うことが多いですが、

236型はコユニ用グローブとしては、やや広めの土手とグローブを正面に向けやすい工夫によって、グローブを横にも広く使うことができます。

源田選手の実使用グローブを見ても、中指・薬指の付け根部分に捕球汚れがしっかりとついています。

ただし、土手が広いと掴みづらい傾向にありますので、コユニ推奨グローブの中ではやや上級者向けのグローブかもしれません。

サイズは4で、標準的な内野手用グローブのサイズです。

源田選手に憧れている方や、手が大きい方は試してみてはいかがでしょうか。

久保田スラッガー DS1型

国内大手メーカーの久保田スラッガーにもコユニ対応のグローブ「DS1」があります。

久保田スラッガーは握り変えのしやすい浅めのグローブといった印象が強いですよね。

DS1はそんな久保田スラッガーの良さを残して、コユニのスパイスを付け加えたグローブになっています。

久保田スラッガー DS1

特徴は、完全なコユニ専用ではなく、ユーザーの好みに合わせて「5本入れ」か「コユニ」を選択できることです。

コユニで使用した場合はもちろん、5本入れで使用しても、ウェブ下に深いポケットを作ることができます。

サイズは久保田スラッガーの真ん中サイズ(24MSやAR-5と同等)。

久保田スラッガーの革が好きな方でコユニに挑戦したい方は、DS1を購入しましょう!

まとめ

コユニ(小指2本入れ)の特性や魅力が伝わりましたでしょうか。

ここまで解説した内容をまとめると、

コユニ(小指2本入れ)の特性まとめ

  • プロ野球を代表する守備の名手も、コユニを取り入れている。
  • コユニは捕球性能を最優先にしたグローブ・スタイルと言える。
  • コユニと相性が悪いグローブを使うと、守備能力の低下やグローブの型崩れといったリスクがある。

コユニ(小指2本入れ)は、ポケットの深さを活かして捕球率を高めてくれます。

だからと言って、「5本入れよりコユニの方が良い!」というわけではありません。

それぞれのスタイルに良し悪しがあります。

コユニと5本入れのどちらが良いということではなく、自分のプレースタイルに合っている方を選びましょう!

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グローブ道のプロフィール

グラブ愛好家 Mr.G

名前:Mr.G(ミスタージー)

野球歴20年以上のグローブ愛好家

野球初心者からベテランまでの全野球人向けに野球グローブ専門の情報を発信していきます!

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