メジャーリーグで大活躍されている大谷翔平選手ですが、2024年シーズンで使用していたニューバランスのグローブは市販化されていません。
それでも大谷翔平選手と同じグローブを使いたい野球人は多いのではないでしょうか?
そこで、当記事ではグラブメーカーのオーダーグラブを活用して、大谷翔平風のグローブを作成するポイントを紹介していきます。
この記事を見れば、大谷翔平選手とそっくりなグローブをオーダー出来ます!
お好みのメーカーで大谷選手気分になっちゃいましょう!
大谷翔平風のグローブをオーダーするには、カラーリングとウェブが大きなポイントです。
実際のグローブをよく見ながらカスタムしていきましょう!
大谷翔平はどんなグローブを使用しているか
まずは大谷選手が使用しているグローブについて確認していきましょう。
ニューバランス(NB)の投手用で、配色は、オレンジ(ブラウン寄り)、ホワイト、ブラックの3色です。
今回は、このグローブをベースに再現していきます。
大谷選手が使用していたグローブの詳細はこちらの記事で解説しています!
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大谷翔平風グローブをオーダーするポイントを解説

それでは、ここから大谷選手風グローブをオーダーする際のポイントを解説していきます。
グラブメーカーについては、大谷選手風のため完全再現は不可能ですので、お好みのメーカーで作成してください。
より再現度が高く、質の良いグローブを求めるのであれば、Wilson(ウィルソン)がおすすめです。
また、質は多少劣りますが、コスパよく高い再現性を求めるのであれば、Gloveworks(グラブワークス)がおすすめです。
それでは、ポイントを解説していきます。
ウェブの選び方
大谷選手のグローブのウェブは、「2ピース」が採用されています。
上下に2つの革(パーツ)で構成されているシンプルなウェブです。
やや縦長のグローブになるため、グローブを縦に閉じるよう(タテ型)に使いやすくなります。
2ピースのウェブは古くからある形状ですので、どのメーカーでも取り扱いがあります。(多少のデザイン差があります)
バックスタイル(背面)の選び方
大谷選手のグローブの背面にもいくつか特徴があります。
それぞれのポイントを確認していきましょう。
ハミダシ (ウエルディング)
ハミダシ (ウエルディング)は1つの指に対して、2本の玉ハミ(ホワイト)を採用しています。
メーカーによっては、ダブルと呼ばれています。
ダブルのハミダシを採用しているメーカーは少なく、有名メーカーであれば、Wilson、アシックス、ハイゴールドのみです。
そのため、メーカーにこだわりがある方は、妥協しても良いポイントでしょう。
親指の背面
親指部分にも特徴があり、通常、親指とベルトは別々の革で作成し、縫合されています。
しかし、大谷選手のグローブは1枚の革で作成されています。
親指とベルトを1枚の革で作成するメリットは、グローブを閉じた時に革の伸縮を活かし、つっぱりを軽減する効果があります。
メーカーによって名称と多少のデザイン差があります・(例:ミズノ 5DNA、SSK ウィンサム等)
ベルト形状
ベルト形状は、とても個性的です。
中指から小指部分にかけて迫り上がったような形状をしています。
通常のバックスタイルに、ライナーバックに近い要素をプラスするための工夫だと思われます。
この形状を採用しているメーカーは無いです。
選択肢としては、似た形状にする(例アシックス AHPSO-19等)か、思い切ってライナーバックにする。もしくは妥協しましょう。
オプションの選び方
細々したオプションパーツのポイントを解説していきます。
指カバー
指カバーや指あてのオプションは採用されていません。
投手用の多くは、癖を隠すために指カバーを採用している場合が多いので注意が必要です。
土手(内芯・手口紐巻き)
土手部分は、連結通しが採用されています。
連結通しのメリットは、土手の硬さを残しつつ、親指と小指の開きをよくすることです。
グローブの定番カスタムとして、土手の紐を抜くことで操作性・柔軟性が良くすることを行いますが、それに似た効果があります。
手口紐の巻き方はレギュラー巻き(順巻き)となっています。
配色の選び方
ここまで手順通り進めれば、ベースの形が出来上がっているはずです。
最後に、カラーリングの設定をしていきましょう。
使用している色は、全体的にオレンジ(ブラウン寄り)を基調としており、部分的にホワイト、ブラックを使用しています。
それぞれ色ごとに、使用している部分を確認していきましょう。
まず簡単なのが、ホワイトです。ホワイトはヘリ革・玉ハミ・裏革(平裏)・ロゴに使用されています。
次にブラックですが、オーダーするモデルによって異なりますのでご注意下さい。
ブラックは、レース(紐)・親指の中央からベルト・薬指の外側・小指の中央と内側・ベルト裏(ムートン)に使用されています。
指の配色は、ハミダシ がダブルの前提ですので、シングルの場合は、ベルト・親指の内側・薬指の外側・小指の内側がおすすめです。
最後にオレンジ(ブラウン寄り)で残りを配色します。捕球面・背面・縫い糸です。
ロゴマークの選び方
最後にロゴマークの選定です。
ロゴマークは白単色(もしくは可能な限り白)にしましょう。
また、位置を選択できるようであれば、親指の付け根あたりに設定すると完璧です。
大谷翔平風オーダーグローブの完成
ここまでのポイントを抑えたあなたは、大谷翔平選手のグローブをほぼ再現できているでしょう。
そのまま大谷選手風のグローブで見た目重視のグローブを注文しても良し。
そこから自分好みにアレンジを加えて、機能性重視のグローブを注文しても良しです。
自分が心から愛せるグローブを作りましょう!
まとめ
大谷翔平選手風のオーダーグローブの作り方が理解できましたでしょうか。
ここまで解説した内容をまとめると、
大谷風グローブのポイントを解説していく中で、大谷選手のグローブに対するこだわりの強さがわかりましたね。
そして、いつの日か日本でもニューバランスから大谷選手モデルのグローブが発売されるのを期待して待ちましょう!