野球グローブの使いやすさを決める「型付け」。
そのサポートアイテムとして今、大流行しているのが「型付けボール」です。
種類によって特徴や使い方に違いがあるため、正しい選び方を知っておくことが大切です。
そこで本記事では、型付けボールの基本から活用法、さらにおすすめアイテムまで徹底解説します。
1人1つ所持していても損は無い万能アイテムです!
「型付けボールって本当に効果があるの?」「どんな種類があるの?」と気になっている方へ。
この記事では、野球グローブの型付けに役立つ型付けボールの種類や使い方を詳しく解説し、実際におすすめできる商品も紹介します。購入を検討している方はぜひ参考にしてください。
型付けボールとは
型付けボールとは、グローブの型付けやメンテナンスの際に使用する球体(ボール形状)のアイテムです。
いくつかの野球メーカーから販売されており、素材やデザインも様々です。
大きな特徴は以下の通り。
- 素材の種類は、「樹脂製」「木製」「革製」がある。
- 大きさは野球ボールと同一か、やや大きい物が主流
- 価格は1,000円~5,000円程度
近年では、樹脂製の型付けボールが流行しており、YouTubeのグローブ型付け動画でもよく見られます。
そんな人気沸騰中の型付けボールについて、さらに深堀していきます!
型付けボールの種類
型付けボールは素材の違いで、「樹脂製」「木製」「革製」の3タイプに分けられます。
大まかな仕様をまとめると、以下のようになります。
重さ | 直径 | 価格 | |
樹脂製ボール | 300グラム前後 | 7.6cmが定番 | 2,000円~3,000円 |
木製ボール | 140グラム or 260グラム | 7.2cm or 9.0cm | 1,500円~2,500円 |
革製ボール | 250~280グラム | 7.3cm | 3,000円~5,000円 |
(参考)硬球 | 約145グラム | 7.3cm | - |
(参考)M球 | 約138グラム | 7.2cm | - |
仕様の違い以外にも、それぞれにメリットとデメリットがありますので、詳しく見ていきましょう!
樹脂製ボール
まずは樹脂で出来た「樹脂製の型付けボール」を見ていきましょう。
樹脂製のボールの仕様と特徴は以下の通り。
樹脂製のボールは、近年で最も人気が急騰しています。
試合球よりもやや大きめのサイズ設定と、300グラムという試合球の2倍以上の重さが人気の理由です。
また、表面が凹凸が全く無い曲面なので、グローブを傷つけにくいのも評価が高いポイント。
さらには、水に濡れても大丈夫なので、グローブを湯もみした直後にも使用できます。
まだまだ出始めたばかりのアイテムなため、大手スポーツ量販店では取り扱いが少ないですが、amazonや楽天市場で購入が可能ですので、大きな欠点ではないでしょう。
おすすめの樹脂製型付けボールは、野球Toutuberの「走れ!大井チャンネルwithゴリスポ」の大井さんが監修した型付けボールです。
価格が最安値の2,200円(税込)送料込みで、購入を悩んでいる人におすすめ。
また、ケース付きなので、収れん火災のリスクも防げます!

木製ボール
続いて木で出来た「木製の型付けボール」を見ていきましょう。
木製のボールは、何といっても価格の安さが魅力。
初めて型付けボールで不安な方は、木製の型付けボールから始めるのも良いでしょう。
木製でありながら表面の加工がとても綺麗で凹凸が無いため、グローブを傷つけにくいです。
ただし、重さは140グラムで試合球と同じなため、セルフ捕球でのポケット形成だけが目的であれば購入する必要は無さそう。
木製型付けボールはデメリットが少ないので、捕球面の革伸ばしや、グローブの中に入れての保管など多岐に使用する場合は、コスパが良いアイテムです!
おすすめの木製型付けボールは、ザナックスから発売されている型付けボールです。
プロ野球選手も使用するザナックスの商品なので安心できます。
また、大手スポーツ量販店でも取り扱いされているので、見つけた方はチェックしてみてください!

革製ボール
最後に革で出来た「革製の型付けボール」を見ていきましょう。

革製のボールは、見た目こそ派手なものが多いが、握ってみると試合球とほぼ同じ。
しかしながら重さは2倍あるので、しっかりとポケット作りに使用できる。
また、ボールに縫い目もあるので、近い距離でのキャッチボールにも使用でき、リスト強化のトレーニングギアにもなるのが魅力的。
価格はやや高めだが、使用用途の多さや、耐久性の高さから見れば納得である。
ただし、型付けでグローブの革を伸ばすのに使用する場合は、縫い目の跡がつきやすいので、押し付ける面に注意して使おう。
おすすめの革製型付けボールは、ワールドペガサスから発売されている型付けボールです。
高価な物が多い革製の型付けボールの中で、比較的安価な価格設定で販売されています!

型付けボールの使い方
ここからは型付けボールの使い方について解説していきます。
型付けボールの使い方は主に3つ。
型付けボールさえあれば、基礎的なグローブの型付けが出来てしまいます!
まさに万能アイテム。
詳しくは、樹脂製型付けボールを監修した大井さんのYouTubeサブチャンネル「歩け。大井チャンネル」で使い方が解説されていますので、こちらをご参考にどうぞ。
まとめ
話題沸騰中の「型付けボール」について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
ここまで解説した内容をまとめると、
型付けボールは、自宅で簡単にポケットを作れる便利アイテム。
湯もみやスチームのような即効性はありませんが、革を傷めず自然な型付けができる点が最大の魅力です。
みんなもお気に入りのデザインを見つけて、手に入れちゃいましょう!