内野手用グローブの中でも、近年ひときわ存在感を放っているのが**「ジョイントチェッカーウェブ」**です。
西武・源田壮亮選手が使用していることで一気に認知が広がり、「ジョイントチェッカー=ZETT」というイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。
しかし実際には、ジョイントチェッカーウェブを採用したグローブはZETT以外のメーカーからも発売されています。
この記事では、
- ジョイントチェッカーウェブとは何か
- 採用しているグローブメーカー一覧
- ウェブだけを購入・交換するという選択肢
を中心に、情報を整理してわかりやすくまとめていきます。
ジョイントチェッカーウェブとは?
源田選手の使用で注目された内野手向けウェブ
ジョイントチェッカーウェブとは、そのほとんどが内野手用グローブに採用されるウェブの一つです。
最大の特徴は、古くからあるウェブの定番「バスケットウェブ」の上部がジョイント形状になっている点にあります。

この構造により従来のバスケットウェブから、
- ウェブの柔らかさの向上
- 捕球時にウェブ全体がしなりやすい
- 球際のボールがウェブの先に引っ掛かる
といったメリットが生まれ、ゴロ処理や素早い送球を求められる内野手と非常に相性が良いウェブとして注目されました。(実質的に内野手専用のウェブ)
特に源田選手の安定した守備と結びついたことで、「守備職人が選ぶウェブ」というイメージが定着しています。
ジョイントチェッカーウェブの特徴
ジョイントチェッカーウェブは以下の特徴があります。
ジョイントチェッカーウェブは厚みがあり、使用後も硬さが残りやすいです。
加えて、親指と人差し指をしっかり固定するために、ポケットを深くしづらいのが特徴。
グローブを浅く広く使いたい選手にはおすすめですが、ウェブ下ポケットでガッチリ掴みたい選手には不向きなウェブでしょう。
このように、ジョイントチェッカーウェブはメリットだけでなく、デメリットもあることは理解しておくべきだと思います。
詳しくは別記事にて紹介していますので、そちらをご確認ください。
ジョイントチェッカーウェブを取り扱っているグローブメーカー
ジョイントチェッカーウェブを取り扱っているグローブメーカーについて、メーカー名とウェブの名称を一覧にまとめてみました。
| メーカー名 | 装着例 | ウェブ名称 | 採用グローブ(定番品) | リンク |
|---|---|---|---|---|
| ZETT | 出典:amazon | ジョイントチェッカー | ・源田タイプ(BPROG566など) ・宗山タイプ(BPROG561など) ・BJG702620N(ジュニア用 源田タイプ) ・BJG712630(ジュニア用) | Amazon 楽天 |
| 久保田スラッガー | W-34 | なし | Amazon 楽天 | |
| ワールドペガサス | 出典:amazon | PS | ・651,651F,651L型 ・56SPS型 ・422型 | Amazon 楽天 |
| ハイゴールド | 出典:amazon | バスケットJ | なし | Amazon 楽天 |
| アトムズ | 出典:amazon | W-26 | ・APL-NE102 ・AGL-NE105 | Amazon 楽天 |
| GS | 準備中 | GS-8 | なし | |
| リンドスポーツ | 出典:amazon | バスケットウェブ | ・内野手用グローブ(バスケットウェブタイプ) | Amazon 楽天 |
※定番品グローブが「なし」になっているメーカーも、期間限定モデルや店舗別注オーダー品で販売されている可能性がありますので確認してみましょう。
ZETTに加え、こちらも名手に人気な「久保田スラッガー」や、勢いのある新興メーカーに採用されていることがわかりました。
また、野球グローブ業界では大手メーカーと言われている「ミズノ」「SSK」「ローリングス」に取り扱いがないのは、少々残念ですね。
ジョイントチェッカーウェブは「ウェブ単体」で購入できる?
ウェブのみ販売しているメーカー・ショップも存在する
ジョイントチェッカーウェブは、グローブ本体とセットでしか手に入らないと思われがちですが、一部メーカーや野球専門ショップではウェブ単体での販売も行われています。
これは、
- 今使っているグローブの型を気に入っている
- ウェブだけを交換して性能を変えたい
- 源田選手型の捕球感に近づけたい
といったプレーヤーにとって、非常に魅力的な選択肢です。
ウェブ交換の注意点
もしウェブだけの交換を考えている人は、以下の注意点を頭に入れておきましょう。
- グローブ本体の穴の数と位置が合うか確認しておく
- 本体とウェブで色味が異なる
- 異なるメーカーのウェブに交換するのは推奨されていない
グローブは採用されているウェブによって穴の数が異なります。
内野手用グローブで定番のHウェブでは親指と人差し指に4つずつ穴が開いているのに対して、ジョイントチェッカーウェブでは7つずつ穴が開いています。


この場合はグローブに追加で穴を開ける加工が必要になるため、簡単にウェブ交換することができません。
他にも、色褪せてしまった本体と新品のウェブでは、同じカラーでも色味が合わないため、多少は妥協が必要でしょう。
詳しい注意点は別記事にて紹介していますので、そちらをご確認ください。
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まとめ
ジョイントチェッカーウェブは、源田選手の使用をきっかけに注目された内野手向けの完成度が高いウェブ構造です。
ZETTのイメージが強いウェブではありますが、現在では他メーカーからも採用モデルが展開されており、選択肢は確実に広がっています。
また、グローブ本体を買い替えなくても、ウェブ単体で購入・交換するという選択肢も存在します。
- 新しいグローブを検討している方
- 今のグローブを進化させたい方
どちらにとっても、ジョイントチェッカーウェブは一度検討する価値のあるウェブと言えるでしょう。