夏の大会が終わり新チームでポジションが変わった時、急いで新しいグローブを探した経験はありませんか?
草野球でもポジション変更は頻繁にあるため、新しいグローブ探しに苦労することも多いです。
そんな時に、おすすめのグローブを提案してくれたらありがたいと思いませんか?
そこで当記事では、これからの時代のグローブ探しとして、AIを使ったグローブの探し方を紹介します。この記事を読めば、楽に早く自分にあったグローブを知ることができます!
AIの膨大なデータを利用して、自分にぴったりなグローブを見つけちゃいましょう!
AIチャットサービスのChatGPTを活用して、おすすめのグローブを実際に質問してみました。検証結果から、ポジションや予算などの条件を細かく提示することで、自分と相性の良いグローブが提案されることがわかりました!
前置き(調査の条件)

昨今では、人工知能と呼ばれるAI(Artificial Intelligence)が急速に進化しており、私たちの生活にも活用されるようになりましたね。
そんな中、人間のように自然な会話ができるAIチャットサービスが当たり前のように使われるようになり、私たちの疑問に回答を提示してくれますよね。
そこで、AIチャットサービスに「おすすめのグローブを選んでもらう」という検証を行いたいと思います。
調査の条件は、以下の通りです。
- 使用したAIはChatGPT (Plusではなくい通常盤)
- はじめは漠然とした質問から、1つのグローブを提案されるまで会話形式で進めていく
2025年1月時点でAIの実力はどれほどなのか、調べてみましょう!
質問その1「私におすすめの野球グローブを紹介してください」に対するAIの回答
まず初めに「私におすすめの野球グローブを紹介してください」と質問をしました。
あえて漠然とした質問をすることによって、AIはどのように回答するのか調査していきます。
回答は以下の通りでした。
野球グローブを選ぶ際には、以下のポイントを考慮することが重要です:
1. ポジションに応じたグローブ
- 投手用: ボールを握る動作を隠すため、ウェブ部分が広く閉じたデザインが特徴。
- 内野手用: 軽量で、素早い捕球や送球がしやすい設計。特に二塁・遊撃手用は小ぶりで操作性が高い。
- 外野手用: 捕球面が大きく、深めのポケットが特徴。
- 捕手用ミット: 厚みがあり、投手の速球を確実に受けるための設計。
- 一塁手用ミット: 捕球範囲が広く、柔軟性が求められるデザイン。
2. 素材
- 天然皮革: 長持ちし、手に馴染むが、価格が高め。
- 人工皮革: 軽量で扱いやすく、初心者に適している。
3. 使用者のレベル
- 初心者・趣味レベル: 扱いやすい人工皮革や柔らかい素材のグローブがおすすめ。
- 中級者以上: 天然皮革の高品質なモデルが長く使用可能でおすすめ。
おすすめのブランド
- ミズノ (Mizuno)
国内外で信頼されているトップブランド。「グローバルエリート」シリーズは特に人気。 - アシックス (ASICS)
手にフィットしやすく、コストパフォーマンスも良い。 - ゼット (ZETT)
伝統的な技術を持ち、初心者向けからプロ用まで幅広くラインナップ。 - ローリングス (Rawlings)
MLBでも使用される定番ブランド。軽量で高品質なグローブが特徴。 - SSK
日本製で、堅実な作りと手頃な価格帯が魅力。
もし具体的な要望(例えばポジションや予算)があれば、それに合ったモデルをさらに詳しく提案できます!



「私におすすめの野球グローブを紹介してください」といった漠然とした質問だったため、特定のグローブを提案されることはありませんでした。
しかしながら、グローブの選び方のポイントを教えてくれるなど配慮された回答が得られました。
質問その2「(より詳細な条件を提示)」に対するAIの回答
とAIから回答があったので、より詳細な情報を追加して会話を進めていきます。
質問する内容は「草野球(軟式)で使用します。ポジションはサードで予算は3万円以内。軽くて操作性の良いグローブを紹介してください。」とします。
草野球(軟式)でサードを守る際、軽量で操作性の良いグローブをお探しですね。以下に、予算3万円以内でおすすめのモデルをいくつかご紹介します。
- ミズノ グローバルエリート Hselection02 内野手用グラブ
- 軽量性と操作性を追求したモデルで、手にはめた瞬間に扱いやすさを実感できます。
- 平裏指先型押し加工により、指先の食いつきが向上し、ボールの握りやすさが増しています。
- ゼット プロステイタス 今宮健太モデル 内野手用グラブ
- 捕球面の張りとしっかり感にこだわったプロステイタスシリーズの一つで、操作性の高いオーソドックスなデザインが特徴です。
- 小指2本入れで使用しても操作性が高く、深めのポケット設計となっています。
- ローリングス HOHメジャースタイルカラーグラブ 内野手用
- 厚くて丈夫な厳選された牛革を使用し、耐久性とフィット感を兼ね備えています。
- 軽量設計で、サードでの素早いプレーにも対応可能です。
- アシックス ゴールドステージ スピードアクセル 内野手用グラブ
- 軽量性と操作性を重視した設計で、素早い捕球と送球をサポートします。
- 耐久性の高い素材を使用し、長期間の使用にも適しています。
- SSK プロエッジ 内野手用グラブ
- 日本製の高品質なグラブで、軽量かつ操作性に優れています。
- 手に馴染みやすい設計で、サードでのプレーに最適です。
これらのモデルは、軽量で操作性が高く、サードのポジションに適しています。実際に店舗で試着し、手に馴染むものを選ぶことをおすすめします。


詳細な条件を提示することによって、グローブを5つ提案してくれました。
ネットの情報を収集して回答するAIのため、情報が多い大手メーカーに偏ってしまうのかもしれませんね。
今回はメーカーまでは指定しなかったので、上記のような結果になりました。
質問その3「この中で特におすすめなグローブを1つ教えて」に対するAIの回答
最後に1つのグローブに絞るため「この中で特におすすめなグローブを1つ教えて」と質問をしました。
回答は以下の通りでした。
特におすすめしたいのは、ミズノ グローバルエリート Hselection02 内野手用グラブ です。
理由:
- 軽量性と操作性
内野手用に設計されており、素早い捕球や送球がしやすい軽量モデルです。サードのポジションでは、速い打球への反応が求められるため、操作性の良さが非常に重要です。 - フィット感
手にはめた際に自然とフィットする設計で、初心者から経験者まで幅広い層に支持されています。 - コストパフォーマンス
天然皮革を使用していながら、耐久性と価格のバランスが良く、3万円以内の予算に収まるモデルとして優秀です。 - 信頼のブランド
ミズノは国内外で高い評価を受けており、グローブ作りの品質には定評があります。
もし可能であれば、店舗で実際に手に取ってみて、手のフィット感や重量感を確かめてください。また、購入後の型付けも重要ですので、グローブを扱うお店での型付けサービスを利用するのがおすすめです!


ということで私の場合は、「ミズノ グローバルエリート Hselection02 内野手用グラブ」がおすすめという結果になりました。
やや古い(数年前に発表され、現在は後継モデルが販売されている)グローブでしたが、しっかりと提示した条件を網羅したグローブを提案してくれましたね。
実物に触れる機会があれば、是非試したいと思います。
AIにどんな聞き方をすれば良いか?

今回の検証で、条件を提示することで、おすすめのグローブを提案してくれることがわかりました。
では、どのような質問(聞き方)をすれば良いのかを考えてみました。
おそらく、AIは詳細な条件が多いほど、より100点に近い回答を提示してくれます。
そのため、以下の内容を網羅した聞き方が良いと考えられます。
- メーカー
- 好みのメーカーがある場合は指定しましょう。(指定しない場合は大手メーカーが提案される場合が多いです)
- ポジション
- グローブはポジション毎に特徴があるため、自分が守るポジションを指定しましょう。
- まだポジションが決まっていない場合は、オールラウンド用を指定するのも良いと思います。
- 予算
- 予算に限度がある場合は、金額を指定しましょう。
- 使用する球の種類
- 硬式用・軟式用・ソフトボール用で材質や形が異なるため指定が必須です。
- その他こだわり
- 軽量モデルや小型サイズなど、細かい部分でのこだわりがある方は追記しましょう。
もし1度目の質問で良い回答が提示されなかった場合は、条件を変えるか、更に会話を進めていくことでおすすめのグローブを提示してもらえることがあります。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ここまで解説した内容をまとめると、
グローブ探しにAIが活用できることがわかりましたね。もちろんグローブ以外の野球道具を探すときにも応用ができます。
ここで重要なのが、AIの回答を鵜呑みにするのではなく、あくまで参考とすることが重要です。
購入するときは、実物を触って、必ず自分の五感で確かめてから購入しましょう。
皆さんもぜひAIを活用して、自分に合ったグローブを探してみましょう。