ダルビッシュ選手もアドバイザリー契約をしている大手メーカーのアシックスが野球用品から撤退することが発表されました。
アシックスのグローブが買えなくなってしまうため、気になるグローブがある方は後悔しないようにチェックしておくべきです。
そこで当記事では、今のうちに買っておきたいアシックスのおすすめグローブを5つ紹介していきます!
アシックスは様々なプロ野球選手が使用していますし、憧れてアシックスのプロモデルを使用している人も多いのではないでしょうか。
今一度、アシックスのグローブを思い返してみるのも良いかもしれませんね。
アシックスは野球分野での収益性低下を理由に、2025年9月にはシューズを除く野球用品の販売を終了することになりました。
アシックスのグローブが買えなくなって後悔しないように、名作グローブをチェックしておこう!
アシックスは野球用品から一部撤退
野球用品の販売は2025年9月に終了
大手スポーツメーカーのアシックスが野球用品から撤退するというニュースが報道されました。
有名メーカーが野球用品から撤退するのは、少し寂しい気持ちにもなりますね。
先日行われた、2025年のセンバツ(第97回選抜高等学校野球大会)では、二松学舎高校の選手が全員アシックスのグローブを使用しており、このような姿を見るのもこれが最後になるのかな〜と心に染みました。
なお、スパイクの販売は継続するようなので、完全に野球用品から撤退するというわけではないようです。
なぜアシックスは野球用品から撤退するのか
アシックスが野球用品から撤退する理由は、「収益性の低下」のようです。
日本の野球人口は減少を続けているため、どのメーカーも野球用品の収益性には頭を抱えているでしょう。
そんな中で、グローブは新興メーカーが力をつけ始め、現在は言わばグローブメーカー戦国時代となっている。
バットではミズノやSSKの老舗大手メーカーのシェア率が依然高く、アシックスは利益を伸ばしづらい状況であった。
会社を運営していくために、利益率の悪い事業から撤退するのは仕方のないこと。
今後は既に権威のあるシューズ関連を中心に注力していくようです。
アシックスと契約している選手
アシックスは日米合わせて11人のプロ野球選手とアドバイザリー契約を結んでいます。
現在アシックスと契約している選手が、今後どのメーカーに変えるのか動向が気になりますね。
過去には、大谷翔平選手(現在はニューバランスと契約)も使用するなど、日本人メジャーリーガーが多く使用している印象がありました。
2025年時点では、セ・リーグを中心に日本のプロ野球選手にも使用している選手が多いようです。
アシックスのグローブの特徴は?
アシックスが製造するグローブには、次のような特徴がありました。
- 軽量でハンドリングを重視したグローブ
- アシックス独自の技術が取り入れられている
それぞれに項目について、詳しく解説していきます。
特徴1:軽量でハンドリングを重視したグローブ
アシックスのグローブの特徴は、なんと言っても「軽さ」です!
中でも、アシックスの最上位モデル「GOLDSTAGE」で発売されている「SPEED AXEL(スピードアクセル)シリーズ」は、グローブ内部の芯材を工夫することで、圧倒的な軽さを実現しました。

グローブの軽さはハンドリング精度の向上だけでなく、打球を追いかける際の負担を軽減するメリットもあり、ポジションを問わず人気がありました。
特徴2:アシックス独自の技術が取り入れられている
アシックスが開発するグローブには、多くの独自技術を取り入れていました。
特に代表的なのは、「スライバートップ」です。
スライバートップとは、グローブ背面のハミダシを2本に増やし、指先にかけてスリムにした特殊形状です。

これによって、指先が軽くなったことでハンドリングが向上しつつ、指が打球に負けない剛性を生む画期的なアイデアでした。
スライバートップ以外にも、「トライデントフォースバック」や、「ハイクラッチ構造」と言った技術も開発しています。
このようにアシックスのグローブは、常に研究と進化を続けてきたグローブだったのです。
買っておきたいアシックスのおすすめグローブ

ここからは販売が終了する前に買っておきたい(オーダーしておきたい)おすすめのグローブを5つ紹介します。
あらゆる観点からアシックスならではの魅力的なグローブを厳選しましたので、ぜひ参考にしてみてください。
【投手用】AHPSO型(旧:大谷翔平モデル) サイズ10
AHPSO型は、大谷翔平選手がエンゼルス時代に使用していたグローブのモデルです。
中でもAHPSO-19は、真っ赤なグローブに白のヘリ革で印象深いですね。

特徴は、大谷モデル限定のバックスタイル「OSB」です。
小指部分を横に切れ込みを入れることで、小指の握り込みやすさがアップします。
現在では、既製品(BGRSH3)の取り扱いはありませんが、当モデルでオーダーすることができます。
配色次第で大谷選手が使用していたグローブと全く同じデザインにすることも可能ですので、
大谷選手に憧れている方は、今のうちにオーダー注文しておくことをお勧めします。
【投手用】AHPYD型(ダルビッシュ有モデル) サイズ10
AHPYD型は、ダルビッシュ有選手が使用しているグローブのモデルです。
ダルビッシュ選手といえば、フォールバック(ライナーバック )にスライバートップですよね。

型は親指と小指が重なるタテ型です。
ダルビッシュ選手モデルは、ウェブのデザインもオシャレで全体的にかっこいい仕上がりです。
既製品(3121B369)は個数も少なく、品切れになっているショップが多く見られますので、気になる方は早めにゲットしましょう!
【内野手用】AHN12型 サイズ6
AHN12型は、アシックスが販売する内野手用グローブの中で、最も標準的なモデルです。
ポケットの広さ、深さ共にスタンダードな設計で、ウェブ下にポケットを作りやすいタイプ。

背面にはスライバートップを採用しているので、ハンドリング性能も抜群です。
なるべくクセを感じずに、アシックスの技術を体感したい選手にお勧めです。
【内野手用】AHNKT型(田中広輔モデル) サイズ6
AHNKT型は、広島東洋カープの田中広輔選手が使用しているグローブのモデルです。
近年主流のポケットがやや深めな内野手用グローブで、しっかりと捕球できるのが魅力。

田中選手は通常のハミダシを採用していますが、オーダーではスライバートップに変更することも可能です。
打球が速くなった現代でも活躍できるグローブなので、気になる方はチェックしておきましょう!
【外野手用】AHGYM型(丸佳浩モデル) サイズ14
AHGYM型は、読売ジャイアンツの丸佳浩選手が使用しているグローブのモデルです。
アシックスが販売する外野手用グローブの中で、もっとも大型でポケット位置が深く広めのモデル。

特徴は、土手紐が連結通し(リンキングレース)になっているため、土手が潰れず捕球面を広く維持できます。
また、個人的にはアシックスのグローブは、特に外野手の方におすすしたい!
アシックスならではのグローブの軽さは、長距離を走る外野手の負担を軽減してくれます。
グローブの軽さを活かして、一歩でも遠くの打球を捕りましょう!
まとめ
アシックスが築いてきた技術の数々や、名作のグローブたちが蘇ってきましたでしょうか。
ここまで解説した内容をまとめると、
私も過去にアシックスの川﨑宗則モデル(BGR5PS)を使っていて、ハンドリングのしやすさには驚きました。
アシックスが野球用品から撤退するのは寂しいですが、アシックスが生み出した技術がどこかのメーカーで引き継がれることを願うばかりです。
アシックスさんありがとうございました!