グローブ道では、野球グローブを中心にメンテナンス方法や型付け方法などを、日々情報発信をしているわけですが...。
これまでに、たくさんの野球アイテムを使ってきた中で、「これは優れたアイテムだ!」と感じることも多々ありました。
そこで当記事では、グローブ道が「実際に使ってよかったおすすめのメンテナンス用品」を厳選して紹介していきます!
なお、ここで紹介するメンテナンス用品はAmazonや楽天市場でも購入できますので、セール期間中に買い忘れないように、この記事を保存して都度チェックしましょう!
この記事では、野球グローブに必要なメンテナンス用品の中でも、優れた商品のみ厳選して紹介しています。
それぞれ「お手入れ編」、「保管・持ち運び編」、「型付け編」、「修理編」の4つに分けて紹介しておりますので、お買い物の参考にご活用ください。
グローブの『お手入れ』で使えるメンテナンス用品
まずはグローブの「お手入れ」に使えるメンテナンス用品を紹介していきます。
硅砂 スーパーストロングクリーナー5 / Rawlings(ローリングス)
野球グローブの汚れ落としクリーナーといえば、ローリングスのスーパーストロングクリーナー5。
スーパーストロングクリーナーは、汚れ落としの能力を高めるために改良が続けられ、現在は第5世代になりました。


珪砂(石英を細かく砕いた粉)を配合したことによって、スクラブ効果で革の毛穴に入り込んだ汚れをしっかり落とすことができます。
価格も230g入って1,540円(税込)という圧倒的なコスパの良さですので、迷ったらまずこれを選んでおけば間違いなし。
ただし、注意点としてアンモニアの臭いがすることと、磨いた箇所に珪砂が残りやすいことがあります。
詳細は「【グローブ汚れ落としの定番!】ローリングスのスーパーストロングクリーナー5を解説!」でレビューしていますので、気になる方は読んでくださいね。

プロティオス / 和牛JB

現在販売されている野球グローブのメンテナンスオイルの中で、最も人気のあるといっても過言ではない、和牛JBのプロティオス。
このプロティオスは、スプレータイプの保湿オイルの元祖とも言える商品です!
プロティオスの特徴は、本来の革と同じ成分(油分・水分)バランスで栄養素が配合されていることです。
それによって、グローブへの浸透性が高く、内側からしっかりと栄養補給をしてくれます。
また、プロティオスは他社にはない汚れ落とし成分(界面活性剤)も入っているため、オールインワン(マルチ)タイプとして使用することもできるのも魅力的。
価格は150ml入って2,970円(税込)と、少々お高いですが、買う価値のある優秀な商品です。


FORTUNE FIELD グラブケアセット / FORTUNE FIELD(フォーチュンフィールド)
これ1つで野球グローブのメンテナンス用品が揃う、フォーチュンフィールドのFORTUNE FIELD グラブケアセット。
野球YouTuberとして有名な守備猿ジュンさん(トクサンTV【A&R】および、トクサンTVビヨンド)が、開発に携わったことでも有名。
FORTUNE FIELD グラブケアセットの内容物は...
- 汚れ落としクリーナー 150ml
- 保湿クリーム 45ml
- 捕球面用オイル(グリップ) 45ml
- 背面用ワックス(艶出し) 60ml
- 汚れ落とし用ナイロンブラシ
これだけ揃って、3,850円で購入できるなんて超お得
「安いってことは性能がイマイチなんじゃないの?」と思った方、FORTUNE FIELD グラブケアセットを使ったら性能の高さに驚くこと間違いなしですよ!
また、「既にメンテナンス用品はたくさん揃えちゃってるよ」という方には、個々にバラ売りもされていますので、好みの商品だけ購入するのも良いでしょう。
これから野球を始められる方だけではなく、全ての野球人におすすめです。


グローブの『保管・持ち運び』で使えるメンテナンス用品
続いて、グローブの「保管・持ち運び」に使えるメンテナンス用品を紹介していきます。
グラブピロー / ワールドペガサス
野球グローブの保型アイテムの進化系と言えるのが、ワールドペガサスのグラブピロー。
グローブの捕球面に挟むだけで、グローブの型が崩れないという優れもの。
グローブをバックに入れて持ち運びする際には、他の道具によってグローブが良からぬ方向に圧力がかかり、型が崩れてしまうこともあります。
それが、グラブピローを挟むだけで防げるんです!


また、グラブピローは柔らかく、どのようなグローブ・ミットでも、捕球面に合わせて柔軟に変形してくれるので、1つ持っていれば安心。
詳細は「ワールドペガサス・グラブピローをレビュー|たった3秒で保型ができる最強アイテム!」でレビューしていますので、気になる方は読んでくださいね。

グラブホルダー / Rawlings(ローリングス)

2025年現在で最先端な野球グローブの持ち運び方は、バッグの外側に吊るすんです!
それを実現するために必要なのが、ローリングスのグラブホルダー。
なぜトレンドになっているかというと、あの全野球人が憧れる大谷翔平選手が採用しているからでしょう!
グローブをバッグから吊り下げているだけで、「あの人、上手いんじゃないか?」と思わせることが可能です!(※個人の感想です)
そんなオシャレで画期的なアイテムですが、雨の日はグローブが濡れてしまうのが難点。
ちなみに、改良版としてグラブホルダーⅡが販売されています。

見た目がレザーになり、グローブとのコントラストがかっこよくなりましたが、乾燥剤が入っていないため注意が必要です。
個人的な意見にはなりますが、特に夏場などはグローブの手口を乾燥させたいので、私は旧型を愛用しています。


グローブの『型付け』で使えるメンテナンス用品
続いて、グローブの「型付け」に使えるメンテナンス用品を紹介していきます。
グラブハンマーT / Rawlings(ローリングス)

グローブの型付けで持っていると便利なのが、グラブハンマー(パンチャー)です。
いくつかの野球メーカーから、グローブ型付け用のハンマーが販売されていますが、その中でも扱いやすいのが、ローリングスのグラブハンマーT。
グラブハンマーには、「槌型」「ボール型」「バッド型」の3種類があります。

グラブハンマーTは、「槌型」の形状で、グローブのポケットをピンポイントで叩きやすい!
また、これ1本で「グラブのほぐし(平らな面)」、「ポケット作り(丸い面)」、「指穴調整(持ち手部分)」の3WAY仕様になっているのがおすすめポイント!
グラブハンマーを複数所持する人はいないと思います。
だからこそ、1本であらゆる型付けに対応できるローリングスのグラブハンマーTを使ってみてはいかがでしょうか?

グラブ型付けマット / Rawlings(ローリングス)

グローブの型付けと言えば、型付け用の土台(マット)に憧れる人も多いと思います。(私もその1人...。)
しかし、野球ショップのYouTube動画などでみる物はどこで購入できるのか、さっぱりわかりません。
そんなグローブマニアの憧れであった型付け用マットが市販化されたのが、ローリングスのグラブ型付けマットです。
正直なところ、型付け用マットが無くてもグローブの型付けは出来るのですが、グローブの背面や床の保護になりますし、絶妙なクッション性が腕の疲れを軽減してくれます。
なお、キャメル色なので色が変化しやすいのですが、多くのグローブを型付けしてきた証として、私はとても気に入っています。

グローブの『修理』で使えるメンテナンス用品
最後に、グローブの「修理」に使えるメンテナンス用品を紹介していきます。
グラブニードル / ノーブランド

グローブ修理で最も定番なのが、革紐(レース)の交換ですよね。
革紐交換はDIYでも出来る修理ですが、そんな革紐交換をよりスピーディにしてくれるアイテムが、グラブニードルです。
これが有れば、作業場所が狭いヒンジ部分や、革紐が複雑に交差しているウェブなども、作業がしやすい!
また、メーカーが販売している修理用の革紐には針金で出来たニードルが付属していますが、少しの力で変形して扱いづらくなった経験がありませんか?
このグラブニードルは、硬い金属製なので変形が無く、しっかりと力を加えやすいのもポイント。
趣味で頻繁にグローブの紐を変えている方や、チームで1つ常備しておくのもおすすめです。

アタッチグリス / GTKオリジナル

こちらも近年DIYで修理する人が増えている、グリス交換(補充)。
それに必要なアタッチメントグリスもAmazonや楽天で購入することが出来ます。
必要な量の目安としては、完全にグリスが無くなったグローブに補充する量が約15gほどになります。(ミットの場合はプラス5g~10g必要です。)

補充するグリスの量が少ないと、捕球面の浮きが収まらず中途半端な状態になってしまいますので、余裕のある量を購入しておきましょう。
また、グリス交換時には革紐を調整する必要がありますので、1つ前に紹介したグラブニードルも併せて所持しておくと便利です。

まとめ
Amazon・楽天で買える、おすすめの野球グローブのメンテナンス用品を一挙紹介しました。
当サイトのテーマでもある「野球グローブの探究」において、「これはいい!」というものに出会ったらこの記事もどんどんアップデートしていく予定です。
野球ライフでのアイテム選びなど、何かしらの参考になれば幸いです!