プロ野球2024年シーズンも終了して、今年はDeNAベイスターズの日本一で幕が閉じましたね。シーズンが終わると、個人タイトルが発表されます。
その中でも、野球グラブ愛好家が気になる個人タイトルといえば...ゴールデングラブ賞ですよね!
そこで当記事では、今回はNPB 2024年度 三井ゴールデン・グラブ賞に選ばれた18名の選手のグラブを紹介していきます。この記事を見れば、守備の上手いプロ野球選手と同じグローブを買うことができます!
守備が上手な選手はグローブにもこだわりがあります。そんなこだわりと技術が詰まったグローブを手にしましょう!
ゴールデングラブ賞は、1年間活躍したプロ野球選手の中で、最も守備が上手い選手をポジションごとに選出するタイトルです。
今年のプロ野球界を守備で魅せた選手たちは、どんなグローブを使っていたのでしょうか。
三井ゴールデン・グラブ賞の受賞基準は?

守備の名手が受賞するゴールデングラブ賞ですが、どのような基準で選ばれているかご存知でしょうか?
まずは、ゴールデングラブ賞に選ばれる基準を理解していきましょう。
三井ゴールデン・グラブ賞とは
三井ゴールデン・グラブ賞とは
卓越した守備によりチームに貢献し、プロの技術を発揮したプレーを基準として選出された「守備のベストナイン」を表彰するものです。総合的な技能を基本として選ばれる従来のベストナインとは観点を異にしています。
引用:三井広報委員会 三井ゴールデン・グラブ賞 概要
守備の名手を表彰する賞ですが、1972年にダイヤモンドグラブ賞として開始され、1986年に三井ゴールデン・グラブ賞に名称を変更されました。
受賞資格の条件について
・投手は規定投球回数以上投球していること、又はチーム試合数の1/3以上登板していること
・捕手はチーム試合数の1/2以上捕手として出場していること
・内野手はチーム試合数の1/2以上1ポジションの守備についていること
・外野手はチーム試合数の1/2以上外野手として出場していること
引用:三井広報委員会 三井ゴールデン・グラブ賞 概要
怪我や調子、育成などの球団事情から考えると、全試合数の1/3や1/2の試合に出場することは簡単ではありません。
そのため、ポジション毎に各球団から1人ずつ候補が出せるかどうかのラインと考えられます。
選考方法について
・日本のプロ野球選手のうち、選考基準に達したプレイヤーのなかから、新聞社、通信社、テレビ局、ラジオ局のプロ野球担当記者として5年以上にわたり現場での取材を主に担当している記者の方々が投票で選ぶ権威ある賞の一つです。
・第30回(2001年)よりインターネットを利用した電子投票システムを導入しています。本システムを利用することにより、手書きによる無効票の削減化や、取材先などどこからでも投票できる等、利便性の向上につとめています。
引用:三井広報委員会 三井ゴールデン・グラブ賞 概要
上記の内容から、プロ野球を担当する中堅以上の記者が、専用のインターネット上で投票するようです。
各ポジションに1票ずつ投票し、最も票を獲得した選手が表彰されます。
ゴールデングラブ賞受賞選手と使用グローブ

それでは、2024年シーズンで、ゴールデングラブ賞を受賞した選手と使用しているグローブのメーカーを紹介いたします。
セントラル・リーグ
まずは、セントラル・リーグの受賞者と使用グローブを紹介します。
ポジション | 所属チーム | 選手名 | グラブメーカー | 使用モデル |
投手 | ジャイアンツ | 菅野 智之 | ミズノ | 菅野智之モデル |
捕手 | ベイスターズ | 山本 祐大 | ミズノ | 不明 |
一塁手 | ジャイアンツ | 岡本 和真 | ローリングス | GR4NPBG25 |
二塁手 | ジャイアンツ | 吉川 尚輝 | ZETT | 246型 |
三塁手 | ジャイアンツ | 坂本 勇人 | ミズノ | 坂本勇人モデル |
遊撃手 | カープ | 矢野 雅哉 | SSK | 852型 |
外野手 | カープ | 秋山 翔吾 | SSK | 575型 |
外野手 | ドラゴンズ | 岡林 勇希 | SSK | 874型 |
外野手 | タイガース | 近本 光司 | 久保田スラッガー | SPC型 |
セ・リーグでは、ミズノとSSKが最多の3名、ローリングスとZETTと久保田スラッガーが1名でした。
捕手で受賞した山本選手以外は、各社からプロモデルが販売されています。
パシフィック・リーグ
続いて、パシフィック・リーグの受賞者と使用グローブを紹介します。
ポジション | 所属チーム | 選手名 | グラブメーカー | 使用モデル |
投手 | ホークス | L.モイネロ | ローリングス | 不明 |
捕手 | ホークス | 甲斐 拓也 | ハタケヤマ | M19型 |
一塁手 | ホークス | 山川 穂高 | ミズノ | 山川穂高モデル |
二塁手 | イーグルス | 小深田 大翔 | ゼット | 256型 |
三塁手 | ホークス | 栗原 陵矢 | ミズノ | 栗原陵矢モデル |
遊撃手 | ライオンズ | 源田 壮亮 | ゼット | 236型 |
外野手 | イーグルス | 辰巳 涼介 | ローリングス | R4NPBRE8 |
外野手 | ホークス | 周東 佑京 | 久保田スラッガー | SPF型 |
外野手 | ファイターズ | 万波 中正 | ワンオブジアンサー | ONE66(NF66) |
パ・リーグでは、ミズノとゼットとローリングスが2名、ハタケヤマと久保田スラッガーとワンオブジアンサーが1名でした。
投手で受賞したモイネロ選手以外は、各社からプロモデルが販売されています。
まとめ
ゴールデングラブ賞を獲得した選手が使用しているグローブがわかりましたでしょうか。
ここまで解説した内容をまとめると、
守備の名手と同じグローブを使うだけで、守備が上手になった気がしますよね。(私だけでしょうか?)
来年はどんなファインプレーが生まれるのか楽しみですね。
そして、新鋭グラブメーカーは、大手グラブメーカーの牙城を破れるのか...、1年後を楽しみに待ちましょう!