軟式野球で硬式用グローブを使うメリットを解説

グローブの選び方

【よくある疑問】軟式野球で硬式用グローブを使うメリットを解説

こんなお悩みを解決できます!

  • 軟式用グローブと硬式用グローブって何が違うの?
  • 軟式野球で硬式用グローブを使えないルールとかあるのかな...。
  • 高校野球上がりで草野球をやるんだけど、軟式用グローブ買った方がいいのかな。

野球グローブには、軟式用グローブと硬式用グローブの区分があります。

皆さんも一度は、軟式野球で硬式用グローブを使用してもいいのかな?と疑問を持ったことがあるのではないでしょうか。

当記事では、軟式用グローブと硬式用グローブの違いから、軟式野球での硬式用グローブの使用感について詳しく解説します。

軟式用グローブと硬式用グローブには明確な違いがあります。グローブの特性を理解し、最適なグローブを見つけましょう。

硬式用グローブは軟式用グローブに比べて価格が高いですが、上質な革を使用しています。野球用品にこだわる方は硬式用グローブを選択するのも1つの手でしょう。しかしながら、グローブの柔軟性や重さなど、軟式用に劣る場合がありますので注意が必要です。

軟式野球で硬式用グローブを使ってもいい!

セカンドの画像

いきなり結論になりますが、

学生野球連盟や、草野球連盟にて、軟式野球で硬式用グローブを使うことはルール上は禁止されていません。(明記されていない)

そのため軟式野球の試合で硬式用グローブを使用するのは何も問題ありません。

ただし、ルール上に使用の制限がありませんが、硬式用グローブと軟式用グローブでは違いがいくつもありますので、

軟式野球で硬式用グローブをしようすると、どんな影響があるのか確認していきましょう!

軟式用グローブと硬式用グローブの違い

比較

まずは、軟式用グローブと硬式用グローブの違いについて解説します。

硬式用グローブと軟式用グローブの区分は、使用されるボールの種類や競技レベルに応じて設計されています。

ぱっと見は同じように見えますが、以下のような違いがあります。

軟式用グローブと硬式用グローブの違い

  1. 革の違い
    • 硬式用:硬いボールを受け止めるため、厚くて丈夫な革が使用されている場合が多い。
    • 軟式用:軟式のゴムボールが弾きにくいよう、やや薄く柔らかい革が使用されている場合が多い。
  2. 芯材の違い
    • 硬式用:捕球時の衝撃が大きいため、芯材や補強部分が頑丈に作られている。
    • 軟式用:耐久性よりも、操作性や軽量化を重視した設計になっている。
  3. 価格帯の違い
    • 硬式用:高級素材と製造技術が求められるため、価格が高い傾向にある。
    • 軟式用:パーツによって安価な素材も使われるため、硬式グローブに比べて手頃。

ざっくり言うと、「硬式用は耐久性が高いグローブ」で、「軟式用は柔軟性とコストパフォーマンスを重視したグローブ」といったところでしょう。

では、それぞれの詳細については、以下の記事で解説していますので、気になる方は読んでみてください!

合わせて読みたい!

【徹底比較】野球の硬式用グローブと軟式用グローブは何が違うの?
【徹底比較】野球の硬式用グローブと軟式用グローブは何が違うの?

2025/5/6

こんなお悩みを解決できます! 軟式用グローブと硬式用グローブって何が違うの? 軟 ...

軟式野球で硬式用グローブを使うメリット

メリット

軟式野球で硬式用グローブを使用するメリットは、次の3つが考えられます。

軟式野球で硬式用グローブを使用するメリット

  1. 耐久性が高い
    • 硬式用グローブは丈夫な作りになっているため、軟式野球で使用した場合は非常に長持ちします。
  2. グローブの艶
    • 硬式用グローブは上質な革を使用しているため、磨きこむとキレイな艶がでます。
  3. 使い込むと最高のパフォーマンスを発揮
    • しっかりと使い込んだ硬式用グローブは捕球面の革のハリが弱くなることで、かえって軟式球を捕球しやすくなります。

軟式野球における硬式用グローブのメリットは、何といっても耐久性の高さと革質の良さです。

軟式野球であれば、2~3倍の期間も長く使用できると考えられます。

さらに、硬式用グローブは使い込むことで、捕球面の革のハリが弱くなり、かえって軟式球を捕球しやすい状態に仕上がっていきます。

そのため、硬式用グローブを使うメリットを実感するには、長い時間を掛けて使い込むこと必要があることに注意しましょう。

軟式野球で硬式用グローブを使うデメリット

軟式野球で硬式用グローブを使用するデメリットは、次の4つが考えられます。

軟式野球で硬式用グローブを使用するデメリット

  1. 軟式ボールへの適応性
    • 軟式ボールは柔らかいため、硬式用グローブのハリが強い革では弾きやすい。
    • 掴んだ後もグローブの中でボールが暴れる感覚が多少ありプレーに影響が出る可能性もあります。
  2. 軟式用グローブと比較して重い
    • 硬式用グローブは素材がやや厚いため、グローブの感覚に繊細な方は重く感じるでしょう。
  3. 使い始めは硬さに慣れる必要がある
    • 硬式用グローブは最初に硬くて扱いづらく、手になじむまで時間がかかる場合がある。
    • 軟式用グローブに比べると即戦力には向かない。
  4. コストが高い
    • 硬式用グローブは軟式用に比べて価格が数万円高いです。

軟式野球における硬式用グローブのデメリットは、軟式ボールとの相性です。

軟式野球で使用するボール(ゴムボール)は、硬いものに当たると強く跳ね返る特性があります

しかしながら、硬式用グローブは耐久性を高めるために革や芯材に強度が高い物を使用しているため、軟式ボールの反発を強く受けてしまいます

特に購入して間もない時期は、グローブの硬さがしっかりと残っているので、試合で使うのは控えましょう。

硬式用グローブはこんな人におすすめ

おすすめ

基本的な考え方として、「軟式野球では軟式グローブ」を使用するのがベストです。

やはり、軟式用と硬式用に区別されているだけあって、メーカーはそれぞれの使用状況を想定して最適なグローブに仕上げています。

しかしながら、100%おすすめしないとも言い切れません(私も草野球で高校時代の硬式用グローブを使用しています。)

では、どういった選手に硬式用グローブを使用を勧めたいかまとめてみました。

  • 最高品質な野球道具にこだわりがある人
  • 1つのグローブを長く愛用していきたい人(少なくとも5年以上)
  • 既に使い込まれた硬式用グローブを軟式野球で使いたい人
  • 既に軟式用グローブを所持しており、併用しながら硬式用グローブを育てられる人

しっかりと使い込めば軟式野球でも問題なく使用できるグローブになりますので、根気強くグローブを育てていきましょう。

まとめ

軟式野球で硬式用グローブを使うメリットとデメリットが理解できましたでしょうか。

ここまで解説した内容をまとめると、

軟式野球で硬式用グローブ使用するポイント まとめ

  • ルール上は問題なし
  • 新品のグローブで比較した場合は、ややデメリットの方が強い印象
  • 練習などでしっかり使い込むことで、軟式野球でも活躍できるグローブになる。

軟式用と硬式用に区別されているだけあって、メーカーはそれぞれの使用状況を想定して最適なグローブに仕上げています。

そのため、軟式野球では軟式用グローブを使用するのがよいと言えます。

昨今では、硬式用に劣らないほど上質な革を使用した軟式用グローブも生産されています。

硬式用グローブ=上質、軟式用グローブ=安物、ではなくなりつつありますので、色々なグローブを調べて自分に合ったグローブを見つけてください。

広告

  • この記事を書いた人
グローブ道のプロフィール

グラブ愛好家 Mr.G

名前:Mr.G(ミスタージー)

野球歴20年以上のグローブ愛好家

野球初心者からベテランまでの全野球人向けに野球グローブ専門の情報を発信していきます!

野球グローブでお悩みがあれば、お気軽にご相談ください。

-グローブの選び方
-,