憧れのオーダーグラブ、実は意外と手の届く価格で作れることをご存じですか?
そこで本記事では、低価格ながら高品質な硬式オーダーグローブを展開するメーカーを5社ピックアップ。
「低価格で硬式用グローブをオーダーできるメーカーを知りたい!」そんな方に向けて、初めてのオーダーにも最適なブランドを厳選しました。
「硬式用グローブのオーダー=高い」というイメージはありませんか?実は近年、6万円以下でオーダー可能なメーカーが増えています。
この記事では、コスパ抜群で品質も安心できる硬式オーダーグラブのおすすめメーカーを5つご紹介します。
オーダーグローブの概要

オーダーグローブとは
オーダーグローブとは、メーカーが提供する基本モデルをカスタマイズして、自分好みのグラブを作成できるものです。
カスタマイズできる内容はメーカーやプランによって異なりますが、グローブの配色、指の長さの変更、刺繍の追加、オプションの追加ができます。
グローブをオーダーすることは、以下のようなメリットがあります。
- 世界にひとつだけの自分専用グローブが作れる。
- 既製品では合わないと感じていた部分を調整することができる。
- 愛着が湧く。
既製品のグローブと違って、自分好みのグローブにデザインできるため、多くの野球人が憧れる代物です。
有名メーカーのオーダーグローブ価格(相場価格)
参考として、有名メーカーでオーダーグローブを注文した場合の価格を紹介します。
※各メーカーのオーダーカタログに記載されている定価になります。
- ミズノ
- 硬式用ミズノプロオーダー:74,800円(税込)~
- 硬式用グローバルエリートオーダー:59,400円(税込)~
- ZETT(プロステイタス)
- 硬式用:69,300円(税込)~
- 久保田スラッガー
- 硬式用(完全オーダー):72,600円(税込)〜
- 硬式用(通常オーダー):69,300円(税込)〜
- SSK(プロエッジ )
- 硬式用:66,000円(税込)〜
- ローリングス
- 硬式用Pro Preferredオーダー:63,800円(税込)~
- 硬式用HOHオーダー:58,300円(税込)~
- ウィルソン(ウィルソンスタッフ)
- 硬式用(デュアル):72,600円(税込)〜
- 硬式用(通常):69,300円(税込)〜
各メーカーとも最高グレードになると7万円前後になるのが当たり前です。
そのため、6万円以下でグローブをオーダーできるのであれば、とてもお得なんです!
低価格でオーダーできる硬式用グローブメーカー5選
それでは、本題の「6万円以下」で硬式用グローブをオーダーできるメーカーを5社紹介していきます。
なお、大手のグローブメーカーは今回の紹介から除いておりますので、ご了承ください。
- Gecko(ゲッコウ):38,500円~
- 44(フォーティーフォー):249米ドル(日本円で約36,000円~37,000円)
- DELT▲(デルタ):44,000円~(高校野球対応オーダーは38,500円~)
- GLOM(グロム):49,500円~
- 誠グローブ:51,000円~(ボーイズリーグ限定で最安29,800円~ ※制限有り)
どのメーカーも6万円を下回っているのは当然ですが、学生や所属リーグによって、更に安くオーダーできるメーカーもありますので必見です!
Gecko(ゲッコウ)
Gecko(ゲッコウ)は、2021年からグローブの販売を開始された新興メーカー。
硬式用のグローブが、なんと38,500円(税込)からオーダーできてしまうんです!
Gecko(ゲッコウ)の硬式用オーダーグローブは、4種類の革から選べるようになっています。
- USステア 38,500円(税込):柔軟性のある革で、軟式・ソフトボールでも使用可能
- JPステア 44,000円(税込):よりしっとり感が増した革
- JPプロステア 47,300円(税込):最もおすすめな上質な革 耐久性も高い
- JPキップ 55,000円(税込):キップ(子牛の革)を使用した最上級グレード
まさかの、キップレザーのグローブが6万円以下でオーダーできるなんて驚きです。
なお、カラーは何色使っても、追加料金が発生しないとのこと...。さらには、刺繍も1か所無料。
正直に言って、安すぎる!
コスパを重視したい方には、特におすすめです。
Gecko(ゲッコウ)のオーダーグローブが気になる方は、Geckoの公式サイトをチェック!
44(フォーティーフォー)
44(フォーティーフォー)は、2011年にアメリカで設立されたグローブメーカー。
本土アメリカのメジャーリーグでは、ローリングスとウィルソンに次いで、第3位の使用率だそうです。
日本のプロ野球でも、44を使用している選手をお見掛けします。(主に助っ人選手ですが...)
そんな44のオーダー費用は、249米ドル(日本円で約36,000円~37,000円)+送料(関税込み)。
しかも追加料金なしで、型押しレザーや、ペイズリー柄などの革も選び放題!
色も難色でも使えるので、派手なグローブを作りたい人には、特におすすめ!
44(フォーティーフォー)のオーダーグローブが気になる方は、44の公式シミュレーションサイトから注文が可能です。
※注文サイトは海外仕様なので、翻訳アプリなどを使用しながらミスのないように注意してね。
DELT▲(デルタ)
DELT▲(デルタ)は、オーダーグローブを専門に取り扱う日本のメーカー。
硬式用のグローブが44,000円(税込)からオーダーできます!
また、高校野球対応カラーでの注文(学生オーダー)だと、さらに安い38,500円!!
掴み捕りに特化した型番が多いので、しっかりと捕球したい方には相性が良いでしょう。
また、DELT▲のグローブは、小指の内側に龍鱗柄の型押しレザーが採用されているのが特徴的。
メーカーコンセプトの「 AIM FOR THE TOP(頂点を目指す)」を象徴する、上り龍をイメージされていて、これがシンプルにかっこいい。
なお、高校野球での使用については、本体と同色であれば問題ないようです。(恐い先輩に目を付けられないようにね!)
DELT▲(デルタ)のオーダーグローブが気になる方は、DELT▲の公式サイトから注文が可能です。
GLOM(グロム)
GLOM(グロム)は他社OEMグローブも生産されるなど、生産体制がしっかりした国産メーカー。
硬式用のグローブが、なんと49,500円(税込)からオーダーできてしまうんです!
GLOM(グロム)のオーダーグローブは、4種類の革から選べるようになっています。
- 硬式地牛(武州和牛) 49,500円(税込):繊維が凝縮されており、ステアレザー以上の硬さで強度も高い。
- 硬式ステア(JPステア) 49,500円(税込):硬式用の中で柔軟性が高く、しっとりした革が特徴。
- 硬式日本製ステア(ジュテルステア) 49,500円(税込):ツヤ・張りが良く、一度付いた型が崩れにくい。
- 硬式日本製キップ(ジュテルキップ) 55,000円(税込):張りと柔軟性の両方を併せ持つ、最上級グレード。
なんと、ステアレザーと同額で、武州和牛レザーでオーダーできちゃうんです!(※カラーに制限あり)
なお、本体カラーの追加は無料、刺繍は1箇所無料で以降は1箇所ごと+1,650円〜(税込)となります。
その他にも有料オプションとして、「型押しレザー(+1,650円)」、「薬指リング追加(+3,300円)」、「オリジナルウェブ作成(+3,300円)」といった独自のカスタムも対応しています。
自分のグローブをクリエイティブに創作したい方におすすめのメーカーです!
DELT▲(デルタ)のオーダーグローブが気になる方は、グロムの公式サイトから注文が可能です。
誠グローブ
誠グローブは、イクノ工房が生産する独自ブランドです。
こちらは、珍しい漢字ラベルが特徴。
この「誠」という名前は、阪神タイガースや広島東洋カープで活躍した江夏豊氏が命名されたそうです。
そんな誠グローブの硬式オーダー費用は、51,000円(税込)からオーダーできます!
さらには、ボーイズリーグの選手限定にはなりますが、『SDGs平野レザー(キズなどが入った革)』を使用したグローブが、破格の29,800円(税込)でオーダーできます。(使用できるカラーが少なく、本体カラーは全て同一色で平裏カラーのみ選択可能)
また、実際に工房で職人と相談しながらオーダーすることも可能(要事前連絡)で、自分の手にピッタリなグローブを職人が一緒に考えてくれるのも大きな魅力!
誠グローブのオーダーグローブが気になる方は、誠グローブの公式サイトから注文が可能です。
激安のオーダーグローブは心配?

これほどまでに安くグローブをオーダーできるとなると、本当に大丈夫かな?と心配になりますよね。
そんな疑問について、解説していきます。
どうして安いの?
どうして、激安価格でグローブをオーダーできるのでしょうか。
それは、オーダーグローブの製作に関わる製造原価を抑えることで、販売価格を安くすることができます。
グローブの製作に関わる費用は、グローブの材料費だけではなく、人件費、工場の家賃光熱費、機械のメンテナンス費用などなど...。
これらの製造原価から、グローブの材料費は維持しつつ、その他のコストを削減されているのです。
例えば、職人を雇わずに1人で製造することで人件費をカットしたり、ショップと工場を1箇所にまとめることで家賃をカットするなど。
このような企業努力の結果、私たちに低価格でオーダーグローブが提供できるのです。
グローブの質はどうなの?
オーダーグローブの価格が安いってことは、質も悪いの?と不安に思うかもしれませんが、
そんなことは決してありません。
メーカーとしても粗悪品を販売していては印象が悪くなりますし、それでは商売を続けられません。
先ほどの項目で解説したとおり、多少の材料費削減はあるとしても、ほとんどは材料費以外のコストを削減することで安さを実現していますので、一定レベル以上の質は安心して良いです。
ただし、大手メーカーの最上位グレードと比較すると、多少クオリティが劣る場合もあります。
それは、上質な革を使っていることや、工場の設備、職人の技術などが影響しています。
もしあなたが、更にワンランク上の野球界を目指しているのであれば、大手メーカーの最上位グレードでオーダーすることをおすすめします。
スワロースポーツをうまく活用するとお得?!

今回の記事では紹介しておりませんが、「やっぱり大手メーカーの方が安心!」という方は、「スワロースポーツ」を活用するのをおすすめします。
なんと、スワロースポーツで注文すると、メーカーごとに割引を受けることができるんです。
その割引率は、平均して20%ほど。
7万円のオーダーグローブを注文する場合は、なんと56,000円(14,000円引き)で購入できます!
ぜひ、うまく活用しながらオーダーグローブをお得に手に入れましょう。
まとめ
6万円以下で硬式用グローブをオーダーできるメーカーを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
ここまで解説した内容をまとめると、
今回紹介してきたメーカーは、相場よりお得にオーダーグローブが作れるので、全野球人におすすめです。
品質も良いので、メインのグローブとして使用しても、全く問題ありません。
少しでも安くお得に自分がデザインしたグローブを使用したい方は、今回紹介したメーカーでオーダーを検討してみてはいかがでしょうか