【保存版】オーダーグローブの失敗を防ぐ!カラーリングのコツと注意点を解説

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【保存版】オーダーグローブの失敗を防ぐ!カラーリングのコツと注意点を解説

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こんなお悩みを解決できます!

  • かっこいいグローブの配色が知りたい!
  • オーダーグローブのシミュレーションしたけど、何かバランスが悪い...。
  • オーダーグローブのカラーリングで失敗しない方法を教えて!

せっかく憧れのオーダーグローブを作ったのに、「思っていた色と違う」「全体のバランスが悪い…」と後悔した経験はありませんか?

配色ひとつで印象がガラッと変わるのが、オーダーグローブの難しくも面白いところです。

本記事では、失敗しがちなカラーリングの落とし穴と、満足度をグッと高める配色のコツを徹底解説します。

色の組み合わせを理解すれば、「派手すぎず、地味すぎない」理想のオーダーグローブが手に入るはず。

デザイン選びで迷っている方も、自信を持ってオーダーできるようになります。

オーダーグローブのカラーリングで失敗しないコツは、「色の相性」を理解することです。
ファッション業界でも使われている配色法を、野球グローブに当てはめて解説していきます。

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オーダーグローブのカラーリングはどうして失敗するのか?

オーダーグローブは自由には配色が出来るが故に、センスが問われるのも事実です。

「オーダーグローブのシミュレーションをしてみたけど、イマイチかっこよくない...」なんて思ったことはありませんか?

その原因は、「色の相性」を理解していないからです。

とはいえ、「野球の技術」と「色の知識」なんて全く関係ないので、理解していなくて当然。

そこで、おしゃれの最先端を研究しているファッション業界を参考に、オーダーグローブで絶対に失敗しない配色方法をわかりやすくまとめました。

ぜひ、お好みのオーダーグローブシミュレーションで試しながら読み進めてください!

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オーダーグローブのカラーリングで失敗しないコツは3つ!

Point!

オーダーグローブのカラーリング(配色)で失敗しないためのポイントは次の3つだけ。

オーダーグローブの配色で失敗しないためのポイント

  • カラー数は2色か3色が最適
    • ファッション業界では「3色ルール」と呼ばれ、「おしゃれの基本」とされています。
    • 2色の方が、3色と比較して配色難易度は低いが地味になりやすい。
    • 色が増えれば増えるほど「うるさい」「ごちゃごちゃしている」という印象が出やすい。
  • メインカラーと相性の良いカラーで構成する
    • はじめにグローブの印象を決めるメインカラーを決める。(好きな色でOK)
    • メインカラーに対して、相性の良い色をサブカラーに選択する。
    • 原色同士でカラーリングする場合は「セパレートカラー」を活用しよう。
  • 着色範囲の割合に注意する
    • 3色でオーダーする場合は、【メイン70%:サブ①25%:サブ②5%】が最適
    • 2色でオーダーする場合は、【メイン70%:サブ30%】が最適

これらのポイントは、ファッション業界でも基本として使われている配色法です。

①から順番にカラーリングを考えていくことで、おしゃれなグローブをデザイン出来ます!

次の項目から各ポイントを詳しく解説していきますので、一緒にデザインを進めていきましょう。

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【ポイント①】カラー数は2色か3色が最適

オーダーグローブでは、メーカーが用意しているカラーを自由に配色できるため、10色以上使用することも可能です。

しかし、色が増えれば増えるほど、コーディネートが難しくなります

そこで、グローブ道では2色または3色でオーダーすることをおすすめします

その理由としては、ファッション業界では基本の「3色ルール」という配色法が存在しているからです。

ファッション業界には「3色ルール」が存在する。

常にオシャレを追求しているファッション業界では、「3色ルール」と言われるものがあります

「3色ルール」とは、その名の通り1つのコーディネートを3色でデザインすること。

3色は視覚的に最もバランスが良く、統一感を保ちやすい配色数とされ、「おしゃれの基本」とされているのです。

これはグローブでも同様なことが言え、プロ野球選手のグローブでもよく見られます。

広島東洋カープの菊池選手が使っているグローブも、「ブラック・ブラウン(ペイズリー柄)・タン」の3色が採用されていました。

このように、悩んだら王道の3色でデザインしましょう。

より落ち着いたデザインが好みなら2色もOK

先ほどは「3色ルール」を紹介しましたが、落ち着いたデザインが好みの方は2色がおすすめです。

2色コーデは、3色コーデよりも難易度が低いため失敗を避けやすいです。

埼玉西武ライオンズの源田選手は「ブラック・ライトグレー」の2色で構成されています。(ステッチや刺繍には水色が使われています)

なお2色コーデの場合は、色数が少ないことで地味になる可能性もあるため注意が必要です。

その場合は、もう1色追加することも検討しましょう。

4色以上使うと、「ごちゃごちゃ」した印象に...

ちなみに、4色以上でコーディネートすると「うるさい」「ごちゃごちゃしている」という印象が出やすくなります。

4色以上使うと、まとまりが無く「ごちゃごちゃ」してしまう。

もちろん自分が使用する道具なので、絶対にNGということはありませんが、カラーリングの難易度が格段に上がりますので、慎重に選んでくださいね。

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【ポイント②】メインカラーと相性の良いカラーで構成する

グローブに使用するカラー数が決まったら、使用するカラーを選んでいきましょう。

色の決める順序は、まずメインカラーを決めてから、相性の良いサブカラーを選んでいくのが確実です。

オーダーグローブの配色を決める時は、まずメインカラーを選んで、その色と相性の良い色をサブカラーに選ぶ。

でも、どんな色が相性が良いなんて、デザイン系の仕事をされている方以外はわからないでしょう。

そこで、以降の項目にて定番の配色パターン(組み合わせ)を紹介していきます。

(はじめに)メインカラーを選択

まずは、グローブ全体の印象に関わる【メインカラー】を決めましょう。

メインカラーはお好みの色を選んでもらって構いません。

「好きな色」、「流行りの色」、「チームカラー」、「憧れの選手と同色」などなど...。

ただし、グローブの大半を占める色(アクセント配色の場合は差し色)になるので後悔しないように選びましょう。

(続いて)相性の良いサブカラーを選択

メインカラーが決まったら、その色と【相性の良いサブカラー】を決めていきます。

相性の良い色と言われてもさっぱりわからない場合が多いと思いますので、色彩検定にも収録されているファッション配色の中で、野球グローブに使えそうなパターンを抜粋して紹介します。

配色の種類説明与えるイメージ・印象
トーン・オン・トーン配色同系色で明度や彩度を少し変えて組み合わせる。
例:ライトブルー+ネイビー。
統一感・安心感・知的・穏やか
トーン・イン・トーン配色同じトーン(明るさ・鮮やかさ)で色相を変える。
例:パステル系同士。
柔らかい・ナチュラル・優しい・軽やか
アクセント配色控えめなベースカラーに対して、差し色を1色入れる。
例:モノトーン+赤。
個性的・おしゃれ・印象的・都会的
補色配色(反対色コーデ)カラーホイール上で反対に位置する色を組み合わせる。
例:青×オレンジ。
エネルギッシュ・躍動感・目を引く
モノトーン配色白・黒・グレーの無彩色で構成。クール・モード・シック・フォーマル
ナチュラル配色アースカラー(ベージュ・ブラウン・カーキ・ブルーなど)で組み合わせる。自然・落ち着き・リラックス・安心感
ダークトーン配色深みのある色でまとめる。
例:バーガンディ×ネイビー×チャコール。
重厚・大人っぽい・落ち着き・高級感
ニュートラル配色ベージュ・グレー・アイボリーなど中間色でまとめる。上品・知的・柔和・万能感

「どの配色パターンが良いかわからない!」という方は、表の1番右にある【与えるイメージ・印象】から、どんなグローブにしたいか考えて選びましょう。

なお、近年流行している「キャメル」や「グレー」は、上記の配色パターンでも万能に使える色なのでおすすめです!

例として、「ワインレッド」で考えると...

使える配色パターンは、「トーン・オン・トーン配色」「トーン・イン・トーン配色」「アクセント配色」「補色配色(反対色コーデ)」「ダークトーン配色」となります。

トーン・オン・トーン配色」であれば、赤や赤オレンジとの組み合わせ。

アクセント配色」であれば、色が薄いキャメルなどをベースに、ワインレッドを差し色で組み合わせる。

ダークトーン配色」であれば、ダークブラウンやネイビー、ブラックなどと組み合わせることとなります。

どうしても使いたい色(有彩色)が2色ある場合は...?

ここまで定番の配色パターンを紹介しましたが、「どうしても使いたい色が2色あるけど、どの配色パターンにも当てはまらない...」という方もいらっしゃいますよね。

そんな時におすすめの方法が「セパレーション」です。

セパレーションとは、彩度の高い色同士を組み合わせる場合に中和してくれる「セパレートカラー」を投入する方法です。

セパレーションの活用例

セパレートカラーとして定番なのが、モノトーン(黒・白・グレー)もしくは、ゴールドやシルバー。

また、難易度は上がりますが、片方と同系色を取りつつ残り1色と補色の関係になるカラーで中和することも可能です。

色のまとまりが悪い時にもセパレーションは有効なので、「なんかイマイチだな...」と感じたら積極的に採用しましょう!

ポイント

モノトーンは何色にでも調和する万能カラー!

困ったときは、「ブラック」「ホワイト」「グレー」の中からサブカラーを選ぼう。

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【ポイント③】着色範囲の割合に注意する

使用する色が決まれば、残すはどこのパーツに何色を使うか決めるだけです。

ただし、どこのパーツに何色を使うかについては、正解はありません。

というよりは、1つのルールを守っていれば、どこに何色を配置してもかっこよく仕上がります。

その守ってほしいルールというのは、「着色範囲の割合」です。

これまでに決めたメインカラーとサブカラーのバランスを最適にすることで、格段にクオリティがあがります。

3色コーデの場合は、【メイン「70%」:サブ①「25%」:サブ②「5%」】で配色する。

オーダーグローブを3色でデザインする場合は、【メイン「70%」:サブ①「25%」:サブ②「5%」】の割合で配色しましょう!

実はこの配色、ファッション業界では「配色の黄金比」とされています。

オーダーグローブを3色でデザインする場合は「70:25:5」

実は、テレビに映っている芸能人の服装や、有名なキャラクターの配色なども、この黄金比が採用されているほど...。

グローブも例外ではなく、この黄金比を当てはめることで、まとまりのあるデザインに仕上げることができます。

最も定番なパターンだと...

メインカラー(アクセント配色の場合はベースカラー)は70%を占めるため、捕球面+背面の一部を選択。

サブカラー①(アクセント配色の場合はメインカラー)は25%必要なので、残りの背面やウェブ、指かけ紐などに採用します。

最後にサブカラー②(もしくはセパレートカラー)を、革紐やヘリ革、ハミダシなどに採用するとキレイな比率になりやすいです。

上記は私がグローブをオーダーする際に気を付けている配色パターンであり、あくまで一例です。

この配色分け以外でも、割合を最適化していればオシャレに見えますので、好みの配色パターンを見つけてください!

2色コーデの場合は、【メイン「62%」:サブ「38%」】で配色する。

オーダーグローブを2色でデザインする場合は、【メイン「62%」:サブ「38%」】の割合で配色しましょう!

このやや複雑な数字は、古代ギリシアの数学者エウドクソスが提案した黄金比「1:1.618(近似値)」から算出しています。

レオナルド・ダ・ヴィンチの「モナ・リザ」エジプトの「ピラミッド」も、この黄金比と関係していることは有名な話です。

オーダーグローブを2色でデザインする場合は「62:38」

詳細な説明は省きますが、古くから「見た目にもっとも美しい」とされてきた比率なので、信頼性はバツグン。

まずは、ざっくりと「60:40」でカラーリングしたのちに、微調整していくのがよいでしょう。

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まとめ

今回は、オーダーグローブの失敗を防ぐための、カラーリングのコツと注意点を解説してきました。

ここまで解説した内容をまとめると、

オーダーグローブのカラーリングのコツ まとめ

  • カラー数は2色か3色に絞ろう。
  • まずはメインカラーを決めて、その色と相性の良いカラーを採用しよう。
  • 着色範囲の割合に注意しよう。(3色なら70:25:5、2色なら70:30)

オーダーグローブは野球人生の中で滅多に注文できないですよね。

だからこそ、なるべく失敗は避けたい。

オーダーグローブのシミュレーションをして、「何か違うなぁ...」と感じたら、この記事を読み返して何か違うの原因を探してみてください。

このブログを読んで、最高のグローブをデザインしましょう!

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  • この記事を書いた人

捕球師範

名前:捕球師範(ほきゅうしはん)

野球歴20年以上のグローブ愛好家

野球初心者からベテランまでの全野球人向けに野球グローブ専門の情報を発信していきます!

野球グローブでお悩みがあれば、お気軽にご相談ください。

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