広告 野球グローブの基礎知識

【守備職人への近道!】トレーニンググローブの特徴とおすすめのグローブを徹底解説

トレーニンググローブの特徴を解説

こんなお悩みを解決できます!

  • もっと守備が上手になりたいな。
  • トレーニンググローブって必要なの?
  • プロもやってる練習法が知りたい!

守備が上手な選手が練習で使う道具No.1のトレーニンググローブ。グローブ好き・守備好きなら誰しも欲しいと思ったことがあるのではないでしょうか。

しかしながら、トレーニンググローブには賛否両論あり、トレーニンググローブは試合で使えないし、本当に効果があるのかな?と思っている方もいるのではないでしょうか。

当記事では、そんなトレーニンググローブの特徴や注意点、おすすめのトレーニンググローブを詳しく紹介します。

この記事を読めば、何のためにトレーニンググローブを使用するのか、自分に必要なのかがわかります。

トレーニンググローブは、アマチュア野球界だけでなく、プロ野球選手も活用しています。しかしながら注意点もあるので、トレーニンググローブを練習で活用するべきか見極めましょう。

野球のトレーニンググローブは、選手の守備スキル向上を目的とした特別なタイプのグローブです。通常のグローブと比較して、サイズやデザインが異なり、特定のスキルを集中的に練習するために使われます。しかし、かえって試合用のグローブとのギャップを生じさせてしまうため、状況を判断しながら使用することをおすすめします。

トレーニンググローブの使用目的

ミーティングする野球部の写真

まずは、トレーニンググローブの使用目的について解説します。

トレーニンググローブとは、その名の通り、練習用のグローブです。

試合用のグローブとは異なり、あえて捕球しづらい形状(サイズが小さい、板状など)をしています。

トレーニンググローブ 背面

トレーニンググローブ 捕球面

このようなトレーニンググローブを練習で使用することによって、守備スキルをあげることができます。

具体的には、以下のスキルが向上に効果があります。

トレーニンググローブの効果

  1. 基本技術の向上:手の動きやグラブ捌きを細かく改善するために使用されます。特に初心者や若手選手に適しています。
  2. 捕球精度の向上:小さいグローブを使うことで、正確な捕球が必要となり、ミスを減らす効果があります。
  3. 捕球感覚の向上:捕球面積がほぼ手のひらサイズと変わらないため、素手で捕球するような感覚を養うことができます。
  4. 送球スピードの強化:ボールを素早く握り替えて送球するスキルが鍛えられます。

トレーニンググローブの特徴

チェックリストの画像

守備スキルの向上を目指せるトレーニンググローブですが、具体的にどんな特徴があるのか解説していきます。

通常のグローブよりも小さく設計

トレーニンググローブは、通常のグローブよりも小型で、手のひらにフィットするようにデザインされています。

これにより、確実な捕球技術の向上と、手のひらで捕球する感覚を養うことができます。

また、サイズの小ささで言えば、少年野球用のグローブをトレーニンググローブの代用にすることもできます。

もし小学生から野球をしている方で、当時のグローブを保管されている方は、試しに少年用グローブを使ってみてはいかがでしょうか。

特殊なデザインのトレーニンググローブもある

多くのトレーニンググローブは、通常のグローブのサイズを小さくしたものを販売しています。

その中で、特殊な形状をしたトレーニンググローブを製造しているメーカーもあります。

試合用グローブとは感覚がズレてしまうリスクがありますが、特定の練習に特化することで悪い癖などを矯正することができます。

特殊なトレーニンググラブ

  1. ウェブ無しグローブ
    • ボールをグローブの中心で捕球する感覚を養うことができ、ハンドリングの練習に効果的です。
  2. 平らな形状(スリッパ型・パンケーキ型・あんぱん型など)
    • 捕球面が平らにデザインされており、投げる側の手で押さえないと捕球できないように設計されています。
    • 平面設計により、ボールを捕球だけでなくボールの握りかえの練習にもなります。

チームの実践練習(シートノックや紅白戦など)でも使用する場合は、定番の小型グローブタイプ。

個人練習での使用や、当て捕りに特化したトレーニングをする場合は、特殊タイプを使うのがおすすめです。

トレーニンググローブの価格相場

トレーニンググローブはおおよそ1万〜2万円内で販売されています。

トレーニング用のキャッチャーミット・ファーストミットは2万〜3万円内で販売されている場合が多いです。

通常のグローブ・ミットと比べて安いのは、サイズが小さい分の材料費が抑えられることの影響が大きいです。

使用している革や縫製技術は通常のグローブと同じ場合がほとんどですので、耐久性は申し分ありません。

おすすめのトレーニンググローブ

おすすめ

ここからはおすすめのトレーニンググローブを紹介します。

あらゆる観点から練習に効果がありそうなトレーニンググローブを厳選しましたので、ぜひ参考にしてみてください。

【トレーニンググローブ】久保田スラッガー KSG-PROB

KSG-PROBは、言わずとしれたトレーニンググローブの大定番です。

KSG-PROBの画像
出典:久保田運動具店

その信頼性はプロでも愛用者がいるほどです。

硬式・軟式共用ですので、誰でも使用することができるのも良いポイントです。

価格もお手頃で、15,000円前後で購入することができます。

久保田スラッガーの製品に共通する特徴である、耐久性としなやかさを持つ天然皮革が使用されていて、トレーニングでありながら実戦に近い感覚を得られるのが特徴です。

【トレーニンググローブ】ワールドペガサス グランドデビル1093

グランドデビル1093は、有名な野球YoutuberであるトクサンTVとのコラボ製品です。

グランドデビル1093の画像
出典:ワールドペガサス ジャパン株式会社

このトレーニンググローブの特徴は、小型グローブと板グラブの2種類の使い方ができることです。

それを可能にしたのが、中指から小指までの指股の浅さです。

これによって、グローブの形状を保ちつつ、小指側を板グラブとして使うことが可能になりました。

価格は18,000円前後とトレーニンググローブの中では高めですが、2通りの使い方ができるのでコスパの良いトレーニンググローブです。

【トレーニンググローブ】フィールドフォース キャッチングマスター FTRG-2627

FTRG-2627は、平らな形状いわゆるパンケーキ型と呼ばれるトレーニンググローブです。

FTRG-2627の画像
出典:株式会社 フィールドフォース

ただし、真っ平らではなく、絶妙な丸みを帯びているため、わずかに握るような感覚で右手を添える練習をすることができます。

おすすめしたい理由は、なんと言っても価格の安さで、6,600円で購入することができます

試合形式の練習では使用をおすすめしませんが、基礎練習では価格以上の効果をもたらしてくれるでしょう。

【トレーニングミット:キャッチャー】久保田スラッガー TR-CMP

TR-CMPは、久保田スラッガーが販売する硬式・軟式兼用のトレーニング用のキャッチャーミットです。

出典:久保田運動具店

サイズは通常のキャッチャーミットよりも一回り小型(おおよそ少年用程度)ですが、手口は通常の一般用と同じなので成人でも問題なく使用できます。

捕球面がやや浅く仕上がっており、ポケットで捕球しないとボールが掴みづらい設計になっています。

投球の捕球練習にはもちろん、バント処理やフライを捕球する練習にも効果的です。

【トレーニングミット:ファースト】XANAX BHF24FT1P

BHF24FT1Pは、XANAX(ザナックス)が販売する硬式トレーニング用のキャッチャーミットです。

出典:XANAX(ザナックス )

BHF24FT1Pはジュニア用よりも小さいサイズで作られています。(手口のサイズは一般用)

通常のファーストミットは、その大きさを活かすことでポケット以外でも捕球することができます。

そこでトレーニング用ファーストミットは、あえてその利点を省くことで、ミットの中心で捕球できる技術を身に着ける練習ができます。

トレーニング用のファーストミットを販売しているメーカーは少ないため、大変ありがたいですね!

トレーニンググローブを使うときの注意点

Point!

トレーニンググローブは練習時に大きな効果をもたらしてくれますが、いくつか注意点があります。

以下の注意点を理解したうえで、活用していきましょう!

トレーニンググローブの注意点

  1. 管理する道具が増える
    • 試合用のグローブに加えトレーニンググローブを所持することになるため、持ち運びや手入れなど管理が大変になる。
  2. 試合用グローブとトレーニンググローブにギャップを感じる
    • サイズや形状が違うため感覚的なギャップが生じる。
    • 大事な試合前などはトレーニンググローブではなく、試合用グローブで練習しよう。
  3. チーム方針の確認
    • チームによってトレーニンググローブの認識が異なり、否定派がいるのも事実です。
    • 所属するチームではトレーニンググローブの使用が可能か事前に確認しておきましょう。

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ここまで解説した内容をまとめると、

トレーニンググローブのポイント

  • トレーニンググローブを使った練習で、守備のスキルが向上する。
  • 形状によって、主とする練習方法や目的が異なる。
  • 試合用グローブとの感覚的ギャップが生まれるため、大事な試合前の使用はおすすめしない。

トレーニンググローブの使用は、確実に守備スキルの向上につながると私は考えています。

しかしながら、誰でにも、どんな練習でも使用する劇だというのは、的はずれでしょう。

トレーニンググローブは、特に基礎練習時に大きな効果を発揮すると思います。

初心者や、悪い癖がある選手などの基礎練習にトレーニンググローブを使用して、丁寧で確実なプレーを身につけさせる。
というように練習内容と選手の状態を判断しながら使用することを強くおすすめします。

チームでいくつかトレーニンググローブを所有して、必要に応じて貸し出すといった運用が、ベストかもしれませんね。

トレーニンググローブを活用して、守備職人を目指しましょう!

広告

  • この記事を書いた人
グローブ道のプロフィール

グラブ愛好家 Mr.G

名前:Mr.G(ミスタージー)

野球歴20年以上のグローブ愛好家

野球初心者からベテランまでの全野球人向けに野球グローブ専門の情報を発信していきます!

野球グローブでお悩みがあれば、お気軽にご相談ください。

-野球グローブの基礎知識
-, , , , ,