近年では、「和牛JB プロティオス」、「久保田スラッガー コンディショニングスプレー」、「ZETT 保湿コンディショナー」といった保湿用オイルが流行していますね。
これらの保湿用オイル用品って、どれも「重くなりにくい」ことを売りにしています。
でも、本当に重くならないの?と疑問に思った人も多いのではないでしょうか。
そこで当記事では、保湿用オイルはたくさん塗り込んでも重くならないのか検証していきます!
今回は、ZETTのプロステイタス 保湿コンディショナーを実例に、重さの変化を計測していきます。
プロステイタス 保湿コンディショナーは、グローブにとって大事なタンパク質が補給できるメンテナンス用品です。
保湿用オイル製品の中でもコスパが良く、初心者にも扱いやすい商品です。
プロステイタス 保湿コンディショナーとは
プロステイタス 保湿コンディショナーは、ZETTから販売されている、保湿を目的としたメンテナンス用品です。
パッケージ

表示ラベル

近年流行しているスプレータイプの保湿オイルで、グラブの革を保湿しハリと柔軟性を与える効果があります。
なお、プロステイタス 保湿コンディショナーは、2023年12月に発売が開始された比較的新しいメンテナンス用品なので、現代のメンテナンス方法に合った商品だと言えます。
価格は150ml入って1,980円(税込)と、他社の類似製品と比べてコスパが良いです。
【検証】保湿用オイルは本当に重くなりにくい?
それでは、今回の本題である「保湿用オイルは本当に重くなりにくいのか?」を検証していきます。
検証方法は、実際のグローブへ保湿オイルを塗り込んでいきます。
その際に、保湿用オイルを塗る前、保湿オイルを塗った直後、乾燥後の計3回グローブの重さを計測して、重さの変化を確認します。
検証で使用したグローブ
検証に使用したグローブは、Ip Select(アイピーセレクト)の初期型グローブです。

このグローブは約10年前に購入したグローブですが、硬式用で革質が良いため、大きなダメージはありません。
1年ほど使用する機会が無く、メンテナンスもしていなかったので、グローブの保湿が足りていない状態です。
保湿に先駆けて、汚れ落としクリーナーで余計なオイル等を落とした状態なので、プロステイタス 保湿コンディショナーだけの重量変化が計測できます。
なお、検証前のグローブの重さは「546グラム」

プロステイタス 保湿コンディショナーを塗布
さっそくグローブ全体にプロステイタス保湿コンディショナーを潤沢に塗り込んでみました。
捕球面

背面

多少の浸透具合にムラが出ましたが、全体的にしっかりとプロステイタス保湿コンディショナーが浸透しています。
革の色も少し濃くなり、表面は保湿オイルで若干ベタベタする感じ。
このベタベタとグローブの汚れを一緒に拭き取るイメージで、タオルで全体を拭き上げると、全体的に保湿されたモチモチの革になります。
この時点で、グローブの重さは「554グラム」になっており、検証前より8グラム重くなりました。

1時間ほど乾燥させた後に重さを計測
プロステイタス保湿コンディショナーをグローブに馴染ませてから、日陰の風通しが良い場所で1時間ほど乾燥させました。
乾燥後のグローブは、程よくモチっとした革で、ムートンで磨くと程よい艶に仕上がっています。
ただし、グリップ力は無いので、好みに合わせて必要なワックスを塗りましょう。
では、気になるグローブの重さは「547グラム」でした!

※ちなみに、一晩乾かし続けても重さは変わりませんでした。
検証結果
プロステイタス保湿コンディショナーを塗布したグローブは重くなりませんでした!
今回の検証結果では1グラム増えましたが、この1グラムはグローブに必要な水分(栄養)が補給された事による増加なので、余分な水分はしっかりと乾いたと言えます。
保湿用オイルはグローブが重くならずに栄養を補ってくれることがわかったので、皆さんも安心して活用してください!
まとめ
ZETTのプロステイタス 保湿コンディショナーを使って、保湿用オイルは本当に重くなりにくいのか検証してきました。
ここまで解説した内容をまとめると、
ZETTのプロステイタス 保湿コンディショナーは、コスパも良く保湿オイル初心者にもおすすめの商品です。
学生から大人まで、全野球人におすすめできる保湿用品ですので、気になる方はお試しあれ。